『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

フォーラム成功祈願

2年前の『学び合い』フォーラムで、「ああ、『学び合い』はここまで広まったか!」と感激しました。去年の『学び合い』フォーラムではその思いが更に大きくなりました。今日、大阪で開催されているフォーラムでも、もっと加速しているといいなあと、参加できなかった身としては強く強く願っています。

 

『学び合い』が広まるということは、ある面では「薄まる」とも言えるでしょう。私が『学び合い』を始めた7年前は、まだまだ『学び合い』は「特殊な人たち」の集まりでした。でも、徐々に一般的な認知度も上がってきたのですから、以前のような特殊性は薄れていくでしょう。

これは間違いなく歓迎すべきことです。というか、そうじゃなくちゃ困るのです。特殊な人の集まりでは、大きく広がることはありません。『学び合い』を「授業方法」のレベルで捉えて実践する方がもっともっと増えて欲しいと、私は願っています。

今後、『学び合い』が本当に広まっていったら、「児童向け『学び合い』の語り」をブログにアップしたいなあと思っています。全国の『学び合い』学級・『学び合い』学校のトップランナーのモチベーションを上げるために、熱く語り倒すような話を書きたいなあ。もちろん、全国の担任が熱い話ができるなら、その方がいいのでしょうけれど、それは現実的じゃありませんもんね。目標の達成に向けて自分のやれることをやるのが、『学び合い』のセオリー。『学び合い』を生き方レベルで実践できるように、私もまだまだ修行の日々です。

『学び合い』の悩み

ここ最近、色んなことを悶々と考えて過ごしています。

例えば、今日は『学び合い』の授業に関する悩みは、どんなものが多いかと、私がそれをどうやって乗り越えてきたのかを考えていました。

私の経験や、私が受けた相談を基に大雑把に分けると

  1. 学び合わない子がいる
  2. できた子が遊んでいる
  3. 小グループに分かれて交流がない
  4. 成績が上がらない
  5. 時間が足りなくなる

といった感じでしょうか。

 

これらの悩みは、私は

  1. 学者課題の面
  2. 語りの面
  3. 授業デザインの面

から解決を図ります。学び合わない子がいたら、課題をどう見直すか。どんなことを語るか。授業デザインをどう見直すか。できた子が遊んでいたら、……。

 

とりあえず、今はここまで整理できました。

今までは言語化できなかったことが、やっと少しずつ形になってきました。まだまだ先は長いですが。