『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

上げて落として、その後は

私が自分の仕事を自己評価するスタンスは、「上げて落とす」です。私にとってここ数週間は、自分を「上げて落とす」時期でした。

「上げる」とは、自分の強みを見つけ、その成果を確認すること。自分の仕事に対してプライドを持つためにも、出来たことは「出来た」と思うべきでしょう。成果がないと、何事も継続が難しいですからね。だから、まずは上げます。

一方で、当たり前のことですが、何事も完璧にはいかないもの。というか駄目なことの方が多い。それを認めて反省するのが「落とす」。足りない点や方向性の誤りを認め、余計なことや無理をしていることを削るための一歩目ですね。この時期には、己の愚かさや至らなさを自覚して落ち込みます。

上げて落とす、の順番も大切にしています。まずは上げて、その後に落とす。私はこう見えて(どう見えて!?)落ち込みが激しいので、それに備えて意図的に上げておかないと、落ち込み過ぎて「不機嫌な危ない奴」になりかねません。

 

最近難しいのは、ありがたいことに周囲の皆さんが「上げて」くださることが増えたので、バランスが取りにくいのです。上げてもらえる分、自分ではどんどん落としてみたのだけれど、それだと何となく苦しいのです。周囲の評価と自己評価は別物なのかもしれません。周囲に上げられても下げられても、それはそれ。周囲に左右されることなく、最終的には自分で考えて自分で判断して、自己評価を下すしかないのでしょう。

 

ということで、次は、来年度に向けて「前に進む」かな。上げて、落として、次は前へ!今年度の学びを来年度へ繋げるためにも、ラスト1週間を大切にしていきましょう!

コメント欄を「ユーザー」に

最近、海外からのスパムコメントが酷いので、コメントを「ユーザーのみ」の設定にしました。これは、はてなアカウントにログインしている方しかコメントできない、という設定です。

本当は色んな方にコメントをいただきたいので、しばらくしてスパムが来ないかな?となったら設定を元に戻すつもりです。

やっぱり「本能」ではない

昨日のエントリーに関して、Facebook上にて数名の方とやり取りをさせていただきました。他の方のコメントなので引用はしませんが、私としては「絶対に本能じゃないよね」と確信しました。いじめは、本能ではない。つまり、どうしても避けられないものではないのだし、無くせるものでしょう。

 

なぜ私がこんなことにこだわるのかというと、ここ最近、福島県の教育の現状についてあれこれ思案してきたことと繋がっているからです。本当は色々長々と書いたのですが、諸事情により削除しました。保身のためです(笑)。

けれど、これだけは書いておきます。「いじめは人間の本能だから、あって当然」ではありません。いじめを引き起こしているのは、学校だというのが私の考え。もちろん、私も含めて。ですから、いじめを無くせるのも学校だと考えています。学校は、我々は、私は、いじめを無くさなければならないでしょう。
とは言え、それは簡単ではありません。過去には(いじめの問題だけではありませんが)救えなかった子がたくさんいます。その罪を背負っているからこそ、私はこんな風にもがきながら仕事をしているのです。