『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

緩さ

私が素敵だなと思う方は、皆様、どこか緩いところがあります。

誰だって短所はあるし、弱点もあるし、失敗もするし。それを隠さず、だからといって開き直るわけでもなく、「それも自分」と認めている姿が、私の目には「緩さ」として映っているのでしょう。 

私もそうありたいものです。

もし、完璧な振りをしてしまったら周囲は手を出しにくいでしょう。もし、開き直ってしまったら周囲に放っておかれるでしょう。

自分の駄目さを自覚しつつ、それでも夢を持って、やれることをコツコツとやっていく。そんなイメージで仕事をしていきたいですね。

教えたがり

今年は、初任者研修の校内指導員をやっているので、初任者の先生と研修をする機会が度々あります。初任の先生が、校外の研修に持っていく「宿題」について指導する必要もあります。また、今は教育実習生が来ているので何度か「講義」もしました。

こういう時、私は「どうせ話を聞いてもらうのなら、自分ができる最高の話をしよう」と考えます。初任の先生や実習生の学生さんに伝わりそうなギリギリの「ちょっとレベル高め」の話を用意します。具体例を示しつつ「なんでこうなのかと言うと…」と理論も説明して、今すぐに役立つ話と、もう少し先になったら理解して欲しい話とをセットにします。目から鱗を落としつつ、新しいモヤモヤも与える、というのが目標ですね。

なんて偉そうに書いているわりには、準備にそれほど時間をかけないのですが、それも私なりのこだわりです。時間をかけずに、質の高いものを用意したいのです。まあ、どこまでできているかは分かりませんが。

 

こういう時に、やっぱり私は、教えたがりな人間なのだなあと、少し恥ずかしくなります。

もったいない

もう少しできそうなのに、やらない。

そういう姿を見ると、本当にもったいないと感じます。もったいないと感じるからこそ、ちょっと焦ってしまいます。「やればいいのに!」が「なんでやらないの?」になり、そして「やりなさい!」にエスカレート。陥りやすい罠ですね。

 

でも、焦っても上手くいきません。

まずはちょっと落ち着いて、子供達に何を伝えたいのかを再確認するようにしています。となると、最初に感じたことが本音なんですよ。つまりは

「もう少しできそうなのに、もったいない!」

と伝えればいいんです。それも、明るく、前向きに。