『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。2月に単著発売予定「流動型『学び合い』の授業作り」

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。

「語り」のあれこれ

分かれると争う

私がクラスでよく語る「定番」の話の一つに「人は、分かれると争う」というものがある。グループやチームに分かれていると、それだけで諍いが起きる。諍いの原因は、分かれていること。ただそれだけ。というのが、私の持論である。 幼い子は、体育でボールゲ…

大違い

今日、子供達に語ったこと。 「みんな仲良しとチームワークは大違い。みんな仲良くするなんて、無理。 仲良くしようとすると、ケンカが大きくなる。 いじめも起きる。 チームワークが良いっていうのは、そういうことじゃない」 これもちゃんとまとめたいこと…

同じ話

今日、ある子に「前に話したことと、同じ話」をした。「多分、前も言ったけどさ・・・」という感じで。 以前話した時には、あまりピンときていなかったように見えたけれど、今回はちょっとは沁みてくれたかもしれないな、と感じている。 「ああ、そういうこ…

ワガママは損をする、大人な振る舞いが得をする

自分だけ得をしようとワガママな行動を取ると、その後は大きなしっぺ返しを食う。特に、長い時期を一緒に過ごす集団では顕著だろう。ワガママは、個人にとっても集団にとっても大きな損害をもたらすから、許されないのだ。 集団を集団として見れば、それは明…

ヒエラルキーをぶち壊すのだ

多くの教室には、嫌な上下関係が存在する。私はそれが大嫌いで、若い頃から、そのヒエラルキーを壊すことを強く意識してきた。私がそれを意識し始めたきっかけは向山洋一氏が著書の中で度々書いていらした「逆転現象」という言葉である。 数年前には「スクー…

もうすぐ運動会

明後日が運動会である。 以前の私は、この時期によく 「こんなんで運動会が成功すると思ってんの?」 なんて言って扇動していた。熱く語ることで、子供達を思い通りに操ろうとしていたのだ。 「このままでも成功するんじゃないの?っていうか、成功って何だ…

子供同士が評価をする、ということ

運動会前ですが、今日は修学旅行の話をクラスで進めました。自主研修(班別の自由行動)の班を編成するに当たって、班長を決めるためです。 こういう時に、絶対に私が班を決めてはいけない、と思っています。私が決めるとなると、子供達は私に様々な「お願い…

情を抱いて利を語る

今日の授業では、ちょっと情に訴えるような語りをしてしまいました。 「今日のみんなの学び方を見ていたら、俺は苦しくなったよ。困っている人が一人なら、俺が助ける。でも、5人いたらどうしようもない。助けたくても助けられない。困っている人を見て、苦…

詰め込み過ぎた

今日は5年生で授業。 担任なら新学期のスタートに朝の会に始まり、1校時目から6校時目、帰りの会まで、ちょこちょと小分けに語り直しができる。だが、専科はそうはいかない。「語り直し用プレゼン」を作成し、コンパクトにまとめたつもりだったが、焦点化し…

楽しい2学期でした。

2学期の最後の授業が終わると、全員が揃って 「2学期、ありがとうございました」 とあいさつをしてくれるクラスがあります。きっと担任の先生があいさつをするように、事前に話しているのでしょう。以前の私なら 「強制的に言われる御礼なんて要らないよ」 …

楽しさのいろいろ

そろそろ2学期の授業も、終わりの時期を迎えました。今日は6年生で「2学期の反省」を書いてもらったのですが、その前にこんなことを語りました。 私は、1学期もそうでしたが、この2学期も、みなさんに楽しんで欲しいと思いながら授業をしてきました。楽…

後ろ盾

勤務校には、20代の教員が4名います。都市部では「少ない」かもしれませんが、地方では「多い」でしょう。福島県では「校長が真ん中の年齢」や「教頭が一番年下」なんて学校の話もチラホラ聞きますから、本校は恵まれています。保護者さんは、若い先生よりも…

ちょっとのチャレンジ

最近は授業中に 「ちょっとチャレンジしてみよう!」 という話を何度もしています。 いつもとは違う友達と学んでみよう! 困っている友達を見つけて「教えるよ!」と言ってみよう! 分からない問題を「教えて!」と言ってみよう! 「ここ、違うんじゃない?…

ちゃんと伝える

子どもたちに、教員の思いを「ちゃんと」伝える。 これって、なかなか難しいものです。かなり前ですが、こんな記事を書きました。 崩れるイメージ - nao_takaの『縦横無尽』 馬鹿げた話に感じるかもしれませんが、意外とこんな指導をしてしまっているものだ…

ちゃんと見抜く

Facebookで、Yさんがとてもいいことを書いていらっしゃいました。ご本人の許可を得ていないので、引用は避けますが、その書き込みを読んで、私が考えたことを記しておきます。 『学び合い』では 「心を込めて語れば、2割の子には伝わる」 という言い方がされ…

毛穴から吸い込む

5年生の授業。ヘチマの実験・観察のために授業時間中に移動することになりました。私は「整列なんて必要ないよね?」と声をかけ、バラバラと廊下へ。ほとんどの子は自然な感じで歩いていましたが、ふざけ過ぎてしまった子もいたようです。観察が終わって理…

4月は閉じられた関係性を打破する

初期の『学び合い』においては、課題を「みんなができること」を目指します。さて、なぜ初期の『学び合い』では「みんなができる」が大切になるのでしょうか。 それは、初期の『学び合い』においては、第一に「関わりを増やすこと」が重要になるからです。多…

自分でコントロールする、ということ

今日の授業では「自分でタイムマネジメントすること」と「自分で自分をコントロールすること」について伝えました。 複数課題の『学び合い』や単元『学び合い』をやるためには、自分で時間の使い方を考えることが必須だと考えています。そして、私は信頼して…

本気

『学び合い』による授業の実践者はよく「集団の2割が動けば、全体が動く」という言い方をします。私も言います。 でも、時には2割にも伝わらないのかもしれない、と考えながら語ることもあります。ピンとくるのは、もしかしたら集団のウチの1人だけかもしれ…

ありがとう

今年は理科専科なので、少しずつ「1学期の授業終い」が進み、残すのは明日の1時間だけになってしまいました。ああ、悲しい…。 今日も2つのクラスで授業終い。そこでは 「私の授業は他の先生の授業とはちょっと違うよね。だから、みんなを混乱させないか心配…

大切なことだからこそ

もうすぐ1学期が終わります。さて、みなさんは4月にやっていたことのうち、今でも継続できていることはいくつありますか。例えば、私は、4月当初は授業中に褒めまくっていました。 「教えてって言えたね」 「どんどん説明できて素晴らしいね」 「今の説明…

チャレンジしてね。

『学び合い』による授業で私が犯した失敗の一つに「なんで見捨てるんだ!」があります。 どういうことかというと、「友達に聞けないし、周囲もなかなか声をかけられない子」が気になって気になって仕方がなくなり、 「どうして分からない子がいるのに教えな…

失敗した

今日、ある学級で授業の冒頭に語りました。 「人は寂しいと、いたずらをしたり、嫌がらせをしたりしてでも、誰かと繋がりたいと思うんだよ。廊下を歩いている時に、寂しい思いをしている子が、先生にカンチョーをしてくるなんてこともあって…」 なぜここで私…

大人として接したいんですよ。

今日の5時間目、あるクラスの授業でした。開始時刻より少し早く行くと、子どもたちは「宿題」をやっていました。とある事情があって、担任の先生が「今のうちに宿題やってもいいよ」という話になったそうです。余談ですが、宿題の是非は置いといて、こういう…

4月に語っことを

6月になりました。 4月当初に、子供達に対して明るく夢のある話をするのは、私だけではないはずです。また、以前の私は、子供達を「楽しませる」活動をいくつか用意し、授業を「潰して」いたこともあります。 でも、それらは長く続かないものです。 4月に話…

同じことを

連休明けからの数日、私はよく 「先生はアホだから、何度も同じことを言うね」 と言っています。そして、4月に語ったことをもう一度語りました。 例えば、「教えて」と言える大切さであったり、「教えること」で何を得るかであったり、「学ぶこと」の楽しさ…

守れる約束を

多分、今日は日本中の小学校で「所信表明演説」が行われたことでしょう。私もしました。私は専科なので、明日も明後日も「授業開き」としていわゆる所信表明をします。 私が今日伝えたことは、『学び合い』のセオリー通りに 学校に来る目的 分かり方は人それ…

意識的に明るく

私の弱点は、子供達に対してちょっと意地悪な言い方をしてしまうこと。性格の悪さが言動に出るんでしょうね。ですから、意識的に明るい言葉を使うように心掛けています。 例えば、今日の算数。ある男の子はスタート時点で集中力が欠けているのが見て取れまし…

むさ苦しい

2学期が始まり、今日は学級の「係」を決めました。始めに「学級にどんな係があるといいか」を出し合い、その後、どの係をやるかを決める。そんな流れで行いました。 その中で、ちょっと気になる動きがありました。女子児童のほとんどが一箇所に集まり、なに…

全体に語る

20代の頃の経験です。 行事の後に、思うような結果が出なくて落ち込んでいた子に「結果はどうあれ、お前が一番頑張っていたのを、俺は見ていたよ」なんて言ったことがあります。その子を元気づけたい気持ちから言った言葉でしたが、他の子から 「人の頑張…