『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


『学び合い』のあれこれ

横に広げる

私の今までの授業は「縦に突き進む」方向性が強いものでした。子供たちに「もっと!」と求める。授業をレベルアップさせていく。そういうものを私は「縦に突き進む」授業と呼んでいます。 一方、集団の枠を広げる授業を「横に広げる」授業と呼んでいます。合…

緩み具合

複数時間の『学び合い』や単元『学び合い』をやっていると、時々、子供たちの学びが緩む時間帯があります。ずっとハイテンションな学びを継続することは難しいですから、ある程度は仕方ないのでしょう。できることなら、そこから自分たちで復帰できる集団に…

それは、名前の問題ではない。

過去に何度も聞いたし、今でも度々聞く言葉。 「『学び合い』という名前のせいで、多くの教員は『学び合わせよう』と強制する。『学び合い』という名前がよくない」 これ、名前のせいだろうか。 もしも『学習者主体授業法』という名前だったら「『学習者主体…

無駄な時間、無駄なこと

私には意地悪な面があって、「子どもたちが“簡単”に答えを導き出して欲しくない」と考えてしまいがちだった。迷うことに意味がある、悩むことに意義がある、そんな風に思ってもいた。 が、それは間違いだったと思う。簡単に分かる問題ばかりじゃつまらないだ…

些細な違い

以前、ある方から「ほとんどの教員にとって、『学び合い』と◯◯の区別なんてつかないんだよ。そんな些細なことにこだわってどうする!」と指摘を受けたことがある。その瞬間は、心底驚いた。『学び合い』と◯◯。全く違うものじゃないか!『学び合い』は理論で…

祈るような思い

単元『学び合い』のような長い期間で課題を出す『学び合い』が機能するには、自分たちで自分たちをコントロールできる必要があると考えています。今日の授業では、1時間目の休み時間が終わって2時間目に入った時に、ちょっとコントロールできていない二人の…

テストと『学び合い』

私は、ワークテストの点数を重視して『学び合い』による授業を行なっています。一度、学力テストの点数を重視してみたことがあります。抜群の結果を出しました。自分の考えの正しさがある程度確かめられたので、今は重視していません。ワークテストを重視す…

ちょっとのチャレンジ

最近は授業中に 「ちょっとチャレンジしてみよう!」 という話を何度もしています。 いつもとは違う友達と学んでみよう! 困っている友達を見つけて「教えるよ!」と言ってみよう! 分からない問題を「教えて!」と言ってみよう! 「ここ、違うんじゃない?…

あまり意図的になり過ぎないように

今日のあるクラスの授業中、マズイなあと感じる動きをいくつか見ました。どうするか悩んだのですが、ちょうど手元に学校のiPadがあったので、それ使って授業の様子を撮影することにしました。子どもたちに見てもらうためです。 撮影を始めると、私の意図を感…

ちゃんと伝える

子どもたちに、教員の思いを「ちゃんと」伝える。 これって、なかなか難しいものです。かなり前ですが、こんな記事を書きました。 崩れるイメージ - nao_takaの『縦横無尽』 馬鹿げた話に感じるかもしれませんが、意外とこんな指導をしてしまっているものだ…

仙南の会

今日は、白石市で開催された「『学び合い』仙南の会」へ。 仙南の会に外れなし。熱い半日を過ごしました。 私が一番考えさせられたのは、「教員は何のプロフェッショナルなのか」ということ。私は子ども同士をつなぐプロとしてやってきたけれど、次は子ども…

ジワジワと

他の方から 「高橋先生の授業を真似してみます」 と言われなくていいのです。 「私も『学び合い』やってみます」 と言わせるつもりもありません。(例外もありますが) でも、ジワジワと脳ミソを侵していくのです。 「ここは、子どもたちに任せてみようかな…

授業に失敗はないのよ

授業の「成功と失敗」とは、何をもって決まるのでしょうか。 研究授業であれば、明らかにしたいモノがあるでしょうから、それが明らかになったか否かで、ある程度は失敗や成功を判断できるかもしれません。また、授業の目的が、大多数の子どもを楽しませるこ…

『学び合い』が受け入れられるということ

私は、『学び合い』実践者が増えて欲しいと願っています。『学び合い』が広まって欲しい。でもそれは、世の中のほとんどの先生が『学び合い』による授業をやっている状況を作ろうと思っているわけではありません。そんなの、ちょっと異様です。 函館『学び合…

ちゃんと見抜く

Facebookで、Yさんがとてもいいことを書いていらっしゃいました。ご本人の許可を得ていないので、引用は避けますが、その書き込みを読んで、私が考えたことを記しておきます。 『学び合い』では 「心を込めて語れば、2割の子には伝わる」 という言い方がされ…

レベルアップ

私にとって、授業を「レベルアップさせる」ことは、何かを削ることです。今やっているモノをやらなくても、子どもたちが学べること。 例えば、私が板書をしなくても子どもたちがし書くべきことは書けたり、私がつなげようとしなくてもどんどん聴き合えたり、…

毛穴から吸い込む

5年生の授業。ヘチマの実験・観察のために授業時間中に移動することになりました。私は「整列なんて必要ないよね?」と声をかけ、バラバラと廊下へ。ほとんどの子は自然な感じで歩いていましたが、ふざけ過ぎてしまった子もいたようです。観察が終わって理…

やってしまった(笑)

今日は、とある研修会で授業提供。求められる役割をこなし、余所行きの『学び合い』にしたつもりですが、加減を間違えました。というか、子どもたちがフルスロットルでした。 「ごめんなさい、まだもりもりやっているところ悪いんだけど、そろそろ終わりね」…

結果に結び付く課題

『学び合い』が安定して継続できるかどうかは、簡単に言えば「トップランナーが走り続けてくれるかどうか」です。トップランナーというのは、テストの点数が高い子、という意味ではありません。学ぶことを楽しみ、どんどん学び続けている子のことです。 中に…

4月は閉じられた関係性を打破する

初期の『学び合い』においては、課題を「みんなができること」を目指します。さて、なぜ初期の『学び合い』では「みんなができる」が大切になるのでしょうか。 それは、初期の『学び合い』においては、第一に「関わりを増やすこと」が重要になるからです。多…

無理とか言ってられないかもよ?

子どもたちは力を持っている。だから、任せれば、しっかりやれる。 そう言う教員は多い。でも、「何を」「どれくらい」任せるのかは、それぞれ異なる。私の授業や『学び合い』について説明すると「無理」と言われることが多い。 「行事は任せられるけれど、…

求めるから、できる

今日のあるクラスでの授業は、ちょっと重い空気。2つの課題を2時間続きでやる「複数課題の『学び合い』」でしたが、1つ目の課題をやってそこで止まっているグループと、2つ目の課題からやってそこで止まっているグループに分かれてしまいました。 そこで…

多様な方がいい

数年前のある時期、私はブログを書くことや人前に出ることが、億劫になったことがあります。 私がやっていることは、基本的に『学び合い』の理論に則っていることです。ですから、私がわざわざ書いたり、しゃべったりしなくても、本に書かれていることばかり…

本気

『学び合い』による授業の実践者はよく「集団の2割が動けば、全体が動く」という言い方をします。私も言います。 でも、時には2割にも伝わらないのかもしれない、と考えながら語ることもあります。ピンとくるのは、もしかしたら集団のウチの1人だけかもしれ…

ありがとう

今年は理科専科なので、少しずつ「1学期の授業終い」が進み、残すのは明日の1時間だけになってしまいました。ああ、悲しい…。 今日も2つのクラスで授業終い。そこでは 「私の授業は他の先生の授業とはちょっと違うよね。だから、みんなを混乱させないか心配…

大切なことだからこそ

もうすぐ1学期が終わります。さて、みなさんは4月にやっていたことのうち、今でも継続できていることはいくつありますか。例えば、私は、4月当初は授業中に褒めまくっていました。 「教えてって言えたね」 「どんどん説明できて素晴らしいね」 「今の説明…

ちょっと回復

今日は早く帰れたので、昨日よりも優しい気持ち。昨日とはちょっと違うことを書きます。 「一人も見捨てない」という願いを持たずに『学び合い』による授業をやれば、かならず失敗します。学び合う中で苦しむ子が出ても「あの子は仕方ない」と考えてしまった…

疲れのせいで、やさぐれています。

「一人も見捨てない」という言葉を使わずに『学び合い』による授業をすることは可能です。むしろ、前面に押し出し過ぎると、 「どうして見捨てるんだ!教えなさい!」 と、子どもに押し付ける授業になる危険性があります。 でも、「一人も見捨てない」という…

ぶらさずに

あるクラスでの授業。あまり理科が得意でない二人が、一生懸命に相談しながら学習していました。ゆっくりと、じっくりと、真剣に学んでいました。ただ、最後は少し時間が足りず、「全員達成」とはなりませんでした。 こういう時に、私は 「どうして教えない…

チャレンジしてね。

『学び合い』による授業で私が犯した失敗の一つに「なんで見捨てるんだ!」があります。 どういうことかというと、「友達に聞けないし、周囲もなかなか声をかけられない子」が気になって気になって仕方がなくなり、 「どうして分からない子がいるのに教えな…