『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング
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nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


恩返し

私が『学び合い』に出会ってからの数年間、私とっての『学び合い』は、20代の頃に追い求めても実現できなかった授業を実現させてくれた「最強の学級&授業経営理論」という存在でした。 東日本大震災直後は、私と子供たちが「生き残るための理論」になりまし…

価値に気づくには時間がかかる

ゴールデンウィークの谷間。子供たちはちょっと落ち着かない雰囲気。その様子を見ながら、(そりゃそうだよね)と思う気持ちと、(もったいないよなあ)と思う気持ちとが、私の中でグルグルと回っていました。 うきうきしたりそわそわしたりなんてのは、家に…

『学び合い』の弱点

私が考える『学び合い』の大きな弱点の一つに「学級の状況がはっきりと分かって辛い」というものがあります。 『学び合い』だと、一斉授業ではなかなか見えてこないものが分かってしまいます。例えば、男女の仲が良いか悪いか、誰が学級の中で友達が少ないの…

声の質

今日の学級は、先週までとちょっと違う感じ。何と言っても、声の質がガラッと変わりました。まだまだ「極上のしっとり」とはいかないけれど、2週間でこれなら、立派じゃない!!と思えるレベルです。先週は教室にキンキンとした声が響いていました。私が「猿…

攻撃的な子供

時々、「他者に対して攻撃的な子供」に出会うことがあります。友達に対しては、乱暴な言葉を使い、時には暴力もふるうけれど、教員の前では「可愛い顔」を見せる。そういう子です。 そういう子を見ると、 「こうやって人を攻撃することで、居場所を作るしか…

祈る

私は卒業式では泣かないのですが、授業では泣いてしまいます。今年のクラスも、私を泣かせます。今日は今年度の初泣き。 授業初日に、私がどんなに声を掛けてもノートに何も書かなかった子が、友だちと笑顔で問題を解いている姿。つい数日前には課題が終わっ…

全員達成

今日の算数は、新年度始まって初の「全員達成」でした。課題は、「教科書の○○の考え方を文にして説明することができる。かならず『かける数」と『かけられる数』の言葉をつかう。書けたら友だちに見せ、3人以上にサインをもらう」というもの。 厳密に言えば…

子供たちが悪いわけではありません

新学期が始まり、ぼちぼち授業がスタートしている時期かと思います。 私の学級では、もちろん初日から『学び合い』。今日は授業開始からすでに4日が経っています。ですから、学級内の色々なことが見えてきます。 『学び合い』を始めたばかりですから、最大…

変わる

『学び合い』では、集団の状況によって与えるべき課題が変わるし、担任の役割も変わると考えています。 今までの私は、この変容を「勘」で行ってきました。良く言えば、職人的。でも実はテキトーなだけ。それでは誰にも伝えられません。 どうやったら伝えら…

自然な学び

以前、学芸大の岩瀬さんや渡辺さんに見て頂いた「全員がバラバラの教科を学ぶ『学び合い』授業」。これに初めて挑戦したのは、『学び合い』2年目の時でした。実は、最初は失敗したんです。原因は、私の中で「バラバラにやること」が目的化しちゃったから。で…

「みんなができる」と「みんな一緒」

特に理由は無いのですが、何となーく気になったので、書いておきます。 『学び合い』の「みんなができる」は「みんな一緒」と同じことだ、そう勘違いする方がいるかもしれません。いたら嫌だな。真逆なんです。 「みんなができる」ためには、「みんな一緒」…

あと2週間

さて、卒業まであと2週間を切りました。今年度担任している学級には、次の3つを経験させてあげたいと考えてきました。それは 自己決定の経験 やり直す経験 かっこつける経験 です。 自己決定させることは、今の小学校のシステムでは非常に難しい面がありま…

4月の『学び合い』

4月。新たに『学び合い』に挑戦する子供たちにとって、もっとも大きな課題は「友達と関わること」です。はっきり言いますが、世の中のほとんどの学級は、仲が悪い。某アンケート調査で「親和的な学級」と判定されようが、「満足群」にいようが、それが、学…

忘れないように

4月からは、新しい学級で授業がスタートします。何年生担任かはまだまだ分かりませんが、でも、学級が変わるのは間違いありません。だって、今は6年担任だから。 4月はいつも戸惑うのです。 というのは、『学び合い』学級では、最初の1週間に担任がやるべき…

やっぱりね。

今日の国語は昨日よりもかなり「熱い」感じ。やっぱり、求めると集団は変わるのですよね。 3月に入りましたが、私は「何とかもう一段レベルアップして卒業して欲しい」という思い。1年間しか一緒に過ごせないのだから、最後の1か月だって「消化試合」にはで…

それでも出来ない時

世の中には優れた教育実践や教育技術がたくさんあります。多くの先人が素晴らしい遺産を残してくださいました。私は、それらを「使うべきではない」とは申しません。私もたくさん真似たり参考にしたりしています。 でも、忘れてはいけないと心に留めているこ…

失敗を乗り越える

先日紹介した、『学び合い』の失敗本。この本の宣伝が秀逸だなあと思います。 西川純先生『学び合い』を成功させる決定版がついに刊行! 他の方の原稿も拝読しましたが、とっても良かったです。 『学び合い』は簡単だ、とは思いません。難しいです。私も数多…

子供集団全体を見るために

ある方のFacebookの書き込みに感銘を受け、ちょっとテクニカル!?なことを書いてみます。 私が集団全体を見るために心がけていることを書いてみます。とりあえず思い浮かんだことだけですが。 子供と遊ばない。休み時間は子供たちが遊んでいる姿を見る。 教…

失敗の本

こちらの本にも寄稿しております。 私は『学び合い』にこれで失敗し、これで乗り越えました。 作者: 西川純 出版社/メーカー: 東洋館出版社 発売日: 2017/03/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この原稿は1日で一気に書きました。書きやすいと…

テストの結果から

私は、テストの点数分布を10点刻みでグラフ化し、児童に示しています。 例えば、こんな感じです。 このグラフを見ると、「ふたこぶ」になっていますよね。以前担任した学級では、こういった分布になることがよくありました。この時によく語っていたのは 「…

つながれるようになったら

つながれるようになった学級では、「3人に説明する」という課題ではあっと言う間に終わる子がでてきます。そして、実際に数分で「説明終わり!」という状態になるでしょう。苦手な子も「とりあえず説明するだけ」なら可能になります。そうなると、集団はと…

課題作り

4月当初、『学び合い』の課題では「3人以上に」「説明できる」というものが定番です。 それは、4月当初には「関わること」と「教えること」の2つが、子供たちにとって「課題」だからです。 言い換えれば、4月の子供たちは、関われないし、教えられないので…

柔和な攻撃性

今日はあるところで私の授業について紹介しました。「カリキュラム・マネジメント」の発表だったので、『学び合い』の色は抑えました。いわゆる「従来型の授業」の方がほとんどの場での発表です。でも、福島の子供たちは負けてないぜ!という想いを込めて話…

指導する?支援する?助言する?

ふと思い出したことです。少し前に「指導か、支援か」という話を聞いたことがあります。教員は児童に対して「指導」すべきなのか、それとも「支援」すべきなのか、そんな話だったと記憶しています。「教員は指導はせずに、児童の自主性を尊重し、児童や学び…

誰にとって?

子供達の姿を見て、「この子は頼りになるなあ」と感じることがありませんか?私はあります。でも、そこで一歩立ち止まって、「誰にとって?」と考えることを大切にしています。というのは、どうしても“教員にとって”頼りになる子に目が向きがちなんですよね…

主体的に判断するために

国語の課題に「言葉の意味調べ」というものがありますよね。これって全国共通でしょうか。 小学校教員以外の方や知らない方のために書いておくと、「教科書の中から分からない言葉を選んで、国語辞典で意味を調べる」や「教員が選んでおいた言葉について、国…

同じ言葉でも

今日、私以外の先生が私の学級で授業している時に、用事があって教室に居たのですが、その時に、一部の子供達にこんな言葉をかけました。「ちょっとおしゃべりが多いんじゃない?『学び合い』とただのおしゃべりは別だよね。」(ちなみに、私以外の先生も部…

振り返り

正月明けに「せっかく新学期が始まる時期なのだから、新学期スタートにどんなことを気を付ければいいのかを書こう」と考えていたのだが、あまりにひどい文章になってしまって、アップするのをやめてしまった。文章がひどいのはいつものことだが。 やっぱりブ…

3学期のスタート

3学期がスタートした。 最近は、新学期の始まりにいつも感じるが、もう少しゆったりとスタートできないものだろうか。今日は1校時目に始業式。その後に学活があって、3校時目には国語、4校時目には算数。国語の時間は声のトーンが高くて「ああ、調子イマ…

卒業文集

1月中に「卒業文集」を仕上げ、印刷屋さんへ送らなくてはならない。6年担任をやると、「卒業文集」が本当に大きな負担になる。 子供達にとっても大切だが、保護者さんにとっても「一生モノ」の思い出になる物だろう。だから、少しでも良い物を作り上げて欲…

話を聞く指導

今年度の始めに、私が悩んでいたとこがある。それは「話を聞きなさい」という指導をどう行うか。今年度の子供達は、例年以上に「話を聞くこと」へと合意形成が難しかったのだ。 教員が話をし、子供達が「ちゃんと」聞く。 これを「躾」とか「学習訓練」など…

これから『学び合い』と出会う方へ

多くの教員は、こんなことに悩んでいるのではないだろうか。 授業に参加できない児童がいる。 しかも、その数が徐々に増えているように感じる。 「特別支援が必要じゃ無いかと感じる児童」が増えている。 学級のテストの点数が上がらない。 けれど、「学力向…

妄想

許されるなら、やりたい授業がある。 「それでは、学習予定表を配布します。自分の学年だけじゃなく、各学年のテスト日程と内容を確認してね。では、今日もモリモリ学びましょう。はい、どうぞ。」 で、一日中、全校生がごじゃごじゃ学ぶ。 時間割も教科の枠…

学び合いが複雑になっていくということ

『学び合い』に対して 教える→教えられる という単純な学習をイメージする人も少なくないようだ。確かに、『学び合い』を始めたばかりの時期は、そういう姿が目立つかもしれない。 ただ、『学び合い』をちゃんと見れば、子供達の学びはそんなに単純ではない…

あけましておめでとうございます

本年もどうぞ宜しくお願い致します。 さて。普通ならここで「新年の抱負」を書くのだろうが、私はそういうのが苦手である。書いても直ぐに忘れる。いい加減な性格なのが、こういうところでバレる。 ただ、せっかく見に来てくださる方もいるのだから、(なん…

一人じゃ難しいなら

昨日や一昨日のようなことを書くと、アクセス数は増えるのだが、評判は下がるんだろうな、とFacebookを見ながら思う。まあ、仕方ない。実を言うと、Facebookとのつき合い方を変えようかと考えている。SNSというものが面倒になってきた。ま、これについては別…

本当に勉強して欲しいと願っているのだろうか

昨日書いた「失敗例3」に関して、なおたかはどうすればよいと感じているのか?というご質問を、Facebookにて頂戴した。ありがたいことである。 長くなるので、Facebookではなく、こちらにアップすることにした。 まず最初に断っておきたいのが、失敗例3のよ…

無理しなくてもいいのですよ。

昨日のエントリーの続きと言えないかもしれないが、その流れで。私が『学び合い』をある程度安定的に継続できるようになったのは、以下の3点を意識してからだ。 人は、本能的に学び合える。だから、ことさら学び合わせようとしなくても、必要であれば学び合…

聞いてみたいが、聞かない。

たまたま、『学び合い』に関する次のような意見を、続けざまに見聞きした。 「全員ができる」まで学習するのは、「出来る子」にとっては時間の無駄だし、面倒だ。(だから、『学び合い』は良くない。) 『学び合い』のようなコミュニケーションを求めれる学…

お茶の間評論家レベル

今日は、クリスマスケーキのスポンジを焼きながら、以前、ある人が私に言ってくれた言葉を思い出していた。今ほどは『学び合い』を周囲から認められていない中で、四苦八苦していた私の状況を見て言ってくれた言葉である。 「周囲があなたに言う言葉は、野球…

やらなきゃいけない

昨日は冗談半分で「諦めかけ」なんて言ったが、本心では諦める気はない。というか、諦めるのは無理である。『学び合い』をやっていると、度々子供達に頼まれる。「先生、もっと『学び合い』を広めてください!」と。 私は学級で子供達に「あなた達の学ぶ姿で…

諦めかけ

私が『学び合い』について考える時、最も大切にしているのが「学校観」だ。『学び合い』の「学校観」とは何か、『学び合い』wikiさんからコピペ。 「学校は、多様な人とおりあいをつけて自らの課題を達成する経験を通して、その有効性を実感し、より多くの人…

伝えたいこと・伝えなくちゃいけないこと

私は、私がやっている『学び合い』が誰かの役に立って欲しいと願っている。だから、こうして毎日ブログを書く。が、実際はなかなか難しい。なかなか伝わらないことにイライラする。人と会って話すことが億劫になる。伝えたいけれど、なかなか伝わらない。そ…

アドバイス

今日は、同僚のО先生に偉そうにアドバイス。まずは、集団を見る時、一部を取り上げて見てはいけないよ、という話。一部に着目すると、全体が分からなくなってしまう。いわゆる「木を見て森を見ず」の状態になる。これが続くと、集団がいびつになる。授業者の…

浮き彫りになる

四月に『学び合い』を始めたばかりの時期は、とても辛いモノがあります。それは、色んなことが浮き彫りになるからです。 例えば、なかなか仲間に入れない子。数人のグループに分かれていく中で、最後まで一人ぼっちの子を見ていると、胸が潰れそうになります…

早目に評価

11月があっと言う間に終わってしまいました。自由参観週間、学芸会、個別懇談、中学校見学と毎週のように何かがあり、その合間には3回の出張。みゆき会のセミナーもあって、光陰矢の如しってこういうことだなあと実感しました。昨日は午前中に研究授業で午後…

校内研究授業

今日は、校内の研究授業で算数の授業を行いました。「並べ方と組み合わせ方」の単元です。校内研究の文脈に乗りつつ、『学び合い』の良さも示せる授業を心がけました。そのため、一単元分の課題をまとめて出す単元『学び合い』ではなく、一単位時間毎に課題…

もっと多様に

私がちょっと前から考えていることです。 私は、自分の学校の後輩や近くの仲間に『学び合い』を広げてきました。私の周囲でじわじわと『学び合い』を実践している人が増えています。こういった仲間は、ネットや本を見て『学び合い』を始めるタイプでありませ…

授業がつまらないから

書籍名等が曖昧なので、詳細は書きませんが、若い頃に読んだ著名な実践家の本に 以前、担任したクラスに、授業中に離席をしたり、学習活動に参加しなかったりする子がいた。でも、その子は「良い授業」の時にはちゃんと学習する。その子も学習するような授業…

外部講師と一斉授業

今日は、外部講師を招いて「食育」の授業がありました。 こういう時には、なかなかフルの『学び合い』とはいきません。でも、『学び合い』の学級は、ちゃんとした授業であれば、一斉授業であってもしっかりと学べるものです。このクラスも一斉授業でも「イケ…