『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


『学び合い』のあれこれ

『学び合い』は難しい

『学び合い』は難しい、とおっしゃる方もいますが、『学び合い』は教員の手抜き、とおっしゃる方を見たこともあります。『学び合い』は難しいのでしょうか、それとも、簡単なのでしょうか。 『学び合い』の提唱者である西川先生は「一斉指導が、どれほど大変…

だから、たまらないのですよ!

昨日、一人「分からない!」で算数が終わってしまった子。今日はどうかと言うと、今日も残念ながらスタートはイマイチ。苦手なんだね、こういう学習。 でも、今日は違いました、周囲がね。 「大丈夫?」 「ここ、違うよ」 と声をかける子。そして、その子も …

『学び合い』に関する悩み

『学び合い』に関する悩みについて、ずっと考えています。今の私が悩んでいるわけではありません。今も昔も、私が無意識のうちに乗り越えている悩みとその乗り越え方を、意識的に掘り起こしているのです。 『学び合い』を始める前の悩みは、簡単に言うと「本…

誘導する

昨日のエントリーに関わる話ですが、私は子供達を強く「誘導」している自覚があります。私の価値観に子供達を染めている自覚があります。 と言っても、学級全体を染められるわけがありません。それを目指してもいません。それは無理だと考えています。でも、…

価値観づくり

『学び合い』による授業の初期、ざっくり言って4月から5月。私は「集団が有能さを発揮できる状態」を作ることに力を注ぎます。それはいわゆる集団づくり・関係づくりというだけではなく、価値観づくりとでも言うべきでしょう。 集団の中に、『学び合い』の…

『学び合い』批判

少し前までは、『学び合い』への批判にイライラしていました。でも、最近はほとんど感じません。『学び合い』に関する見解の相違についても同様です。 多分、私自身が「多様性の重要性」を理解できてきたのでしょう。もちろん、まだまだ足りませんが。 さて…

努力に報いる

「周囲を見ながら、自分の学習も進める」 『学び合い』を継続する上では、なかなか大変な役割を果たしてくれる子の存在が必要です。私は、そういう子の頑張りにどうやったら報いることができるかずっと考えていました。 まだ完全とは言えませんが、とりあえ…

努力に報いたい

『学び合い』を始めたばかりの4月。多くの学級において「関われるようになること」が目標となっていたでしょう。ブログやFacebookを見ると、同様に考えている方が少なくないようです。ある程度敷居なく関われるようになるには、経験上、1か月から3か月程度…

夢を語る

私も2学期は授業の形をちょっと変えようと思っています。本格的にカリマネに取り組む予定だからです。もちろん、1学期にもある程度は書いていたんですが、さらに書いていきます。 こんな風に授業の形を変える時には、しっかりとその意図とメリットを語るこ…

2学期の『学び合い』

夏休みも後半に入りました。 1学期の終わり頃、ちょっと『学び合い』が停滞してきた方も少なくないと思います。「一人も見捨てない」をちゃんと求めているつもりだし、課題もちゃんと準備しているつもりだし、子供達だって「『学び合い』は楽しい」と言って…

全体に語る

20代の頃の経験です。 行事の後に、思うような結果が出なくて落ち込んでいた子に「結果はどうあれ、お前が一番頑張っていたのを、俺は見ていたよ」なんて言ったことがあります。その子を元気づけたい気持ちから言った言葉でしたが、他の子から 「人の頑張…

自分もやらなければいけない

学級で児童に求めていることを、私自身ができているか、と問われるとちょっと返事に詰まってしまいます。自信を持って「はい」と答えられない自分がいます。 一人も見捨てないことが、自分を守ってくれると納得しているか。 多様な人と繋がることが得だと分…

フォーラム成功祈願

2年前の『学び合い』フォーラムで、「ああ、『学び合い』はここまで広まったか!」と感激しました。去年の『学び合い』フォーラムではその思いが更に大きくなりました。今日、大阪で開催されているフォーラムでも、もっと加速しているといいなあと、参加で…

エネルギー切れ

ブログ更新が止まってしまってすみません。 ネットとは違う「仕事以外の活動」に精を出しておりました。 まもなく更新を再開できそうです。

色々あった方がいい

私は、あちこちで「超シンプルな『学び合い』」をお薦めしています。ちょっと固い言い方をして「削ぎ落とす」なんて言ったりもします。でも、それは「シンプルな『学び合い』こそ至高の授業だ!」なんて言いたいわけではありません。シンプルな『学び合い』…

「記憶」は美化される

訳あって、2年前に担任していた学級の動画を見直していました。前任校で2年間担任した学級です。多くの方が来校し、参観してくださった学級でした。その当時は、それなりに手応えを感じていたのですが、でも、見直すと「あれ?」と思います。私の記憶の中で…

理論どおり

私は、自分の力不足をよく分かっています。だから、『学び合い』の理論どおりに授業を進めます。 4月当初。私が子供たちに語ることは 学校に来る目的は何か どうすればもっと勉強が分かるのか 分かるとはどういうことか 全員が分かるように の4点です。『…

一人ではない

私と会ったことのある方は、私が「凡人」であると納得してくれるでしょう。 それでも、私に何かしらのモノを感じてくれる方が少なからずいらっしゃいますが、その理由は簡単です。 私は、一人では授業をしていません。子供たちと共にやっています。だから、…

関われるようになるまで

6月です。この時期は、学級の中で「関われるようになった子」と「まだなかなか関われない子」の違いがよく見えます。4月は関われる子が少数派。5月になって「関われるって得だな」と気づく子が増えてきて、そういう子が6月には「関わって当たり前」になっ…

酔ってないよ。

『学び合い』を始めたばかりのころは、課題にこだわりました。どんな課題なら子供たちが学び合えるか、さんざん悩みました。 けれど、続けていく中で、課題はそれほど重要じゃないことが分かってきました。極端な言い方ですが、どんな課題でも学び合えるので…

同じようなこと

新しい学級を持つと、毎年、同じようなことを語っているような気がします。学校が違っても、学年が違っても、子供たちに必要なことは何かを吟味していると、結局は同じようなことを伝えるしかないのです。 今年のクラスでも「乱暴な人や強い人の意見が通るク…

恩返し

何年前かは忘れましたが、ある時に覚悟を決めました。それは、「私は何も混ぜない『学び合い』を実践しよう!」という覚悟です。西川研出身でもない私がそんなことを言うのは勘違いも甚だしいと思いつつ、でも、できると考えていました。 そんなことを考えた…

恩返し

私が『学び合い』に出会ってからの数年間、私とっての『学び合い』は、20代の頃に追い求めても実現できなかった授業を実現させてくれた「最強の学級&授業経営理論」という存在でした。 東日本大震災直後は、私と子供たちが「生き残るための理論」になりまし…

価値に気づくには時間がかかる

ゴールデンウィークの谷間。子供たちはちょっと落ち着かない雰囲気。その様子を見ながら、(そりゃそうだよね)と思う気持ちと、(もったいないよなあ)と思う気持ちとが、私の中でグルグルと回っていました。 うきうきしたりそわそわしたりなんてのは、家に…

『学び合い』の弱点

私が考える『学び合い』の大きな弱点の一つに「学級の状況がはっきりと分かって辛い」というものがあります。 『学び合い』だと、一斉授業ではなかなか見えてこないものが分かってしまいます。例えば、男女の仲が良いか悪いか、誰が学級の中で友達が少ないの…

声の質

今日の学級は、先週までとちょっと違う感じ。何と言っても、声の質がガラッと変わりました。まだまだ「極上のしっとり」とはいかないけれど、2週間でこれなら、立派じゃない!!と思えるレベルです。先週は教室にキンキンとした声が響いていました。私が「猿…

攻撃的な子供

時々、「他者に対して攻撃的な子供」に出会うことがあります。友達に対しては、乱暴な言葉を使い、時には暴力もふるうけれど、教員の前では「可愛い顔」を見せる。そういう子です。 そういう子を見ると、 「こうやって人を攻撃することで、居場所を作るしか…

祈る

私は卒業式では泣かないのですが、授業では泣いてしまいます。今年のクラスも、私を泣かせます。今日は今年度の初泣き。 授業初日に、私がどんなに声を掛けてもノートに何も書かなかった子が、友だちと笑顔で問題を解いている姿。つい数日前には課題が終わっ…

全員達成

今日の算数は、新年度始まって初の「全員達成」でした。課題は、「教科書の○○の考え方を文にして説明することができる。かならず『かける数」と『かけられる数』の言葉をつかう。書けたら友だちに見せ、3人以上にサインをもらう」というもの。 厳密に言えば…

子供たちが悪いわけではありません

新学期が始まり、ぼちぼち授業がスタートしている時期かと思います。 私の学級では、もちろん初日から『学び合い』。今日は授業開始からすでに4日が経っています。ですから、学級内の色々なことが見えてきます。 『学び合い』を始めたばかりですから、最大…

変わる

『学び合い』では、集団の状況によって与えるべき課題が変わるし、担任の役割も変わると考えています。 今までの私は、この変容を「勘」で行ってきました。良く言えば、職人的。でも実はテキトーなだけ。それでは誰にも伝えられません。 どうやったら伝えら…

自然な学び

以前、学芸大の岩瀬さんや渡辺さんに見て頂いた「全員がバラバラの教科を学ぶ『学び合い』授業」。これに初めて挑戦したのは、『学び合い』2年目の時でした。実は、最初は失敗したんです。原因は、私の中で「バラバラにやること」が目的化しちゃったから。で…

「みんなができる」と「みんな一緒」

特に理由は無いのですが、何となーく気になったので、書いておきます。 『学び合い』の「みんなができる」は「みんな一緒」と同じことだ、そう勘違いする方がいるかもしれません。いたら嫌だな。真逆なんです。 「みんなができる」ためには、「みんな一緒」…

あと2週間

さて、卒業まであと2週間を切りました。今年度担任している学級には、次の3つを経験させてあげたいと考えてきました。それは 自己決定の経験 やり直す経験 かっこつける経験 です。 自己決定させることは、今の小学校のシステムでは非常に難しい面がありま…

4月の『学び合い』

4月。新たに『学び合い』に挑戦する子供たちにとって、もっとも大きな課題は「友達と関わること」です。はっきり言いますが、世の中のほとんどの学級は、仲が悪い。某アンケート調査で「親和的な学級」と判定されようが、「満足群」にいようが、それが、学…

忘れないように

4月からは、新しい学級で授業がスタートします。何年生担任かはまだまだ分かりませんが、でも、学級が変わるのは間違いありません。だって、今は6年担任だから。 4月はいつも戸惑うのです。 というのは、『学び合い』学級では、最初の1週間に担任がやるべき…

やっぱりね。

今日の国語は昨日よりもかなり「熱い」感じ。やっぱり、求めると集団は変わるのですよね。 3月に入りましたが、私は「何とかもう一段レベルアップして卒業して欲しい」という思い。1年間しか一緒に過ごせないのだから、最後の1か月だって「消化試合」にはで…

それでも出来ない時

世の中には優れた教育実践や教育技術がたくさんあります。多くの先人が素晴らしい遺産を残してくださいました。私は、それらを「使うべきではない」とは申しません。私もたくさん真似たり参考にしたりしています。 でも、忘れてはいけないと心に留めているこ…

失敗を乗り越える

先日紹介した、『学び合い』の失敗本。この本の宣伝が秀逸だなあと思います。 西川純先生『学び合い』を成功させる決定版がついに刊行! 他の方の原稿も拝読しましたが、とっても良かったです。 『学び合い』は簡単だ、とは思いません。難しいです。私も数多…

子供集団全体を見るために

ある方のFacebookの書き込みに感銘を受け、ちょっとテクニカル!?なことを書いてみます。 私が集団全体を見るために心がけていることを書いてみます。とりあえず思い浮かんだことだけですが。 子供と遊ばない。休み時間は子供たちが遊んでいる姿を見る。 教…

失敗の本

こちらの本にも寄稿しております。 私は『学び合い』にこれで失敗し、これで乗り越えました。 作者: 西川純 出版社/メーカー: 東洋館出版社 発売日: 2017/03/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この原稿は1日で一気に書きました。書きやすいと…

テストの結果から

私は、テストの点数分布を10点刻みでグラフ化し、児童に示しています。 例えば、こんな感じです。 このグラフを見ると、「ふたこぶ」になっていますよね。以前担任した学級では、こういった分布になることがよくありました。この時によく語っていたのは 「…

つながれるようになったら

つながれるようになった学級では、「3人に説明する」という課題ではあっと言う間に終わる子がでてきます。そして、実際に数分で「説明終わり!」という状態になるでしょう。苦手な子も「とりあえず説明するだけ」なら可能になります。そうなると、集団はと…

課題作り

4月当初、『学び合い』の課題では「3人以上に」「説明できる」というものが定番です。 それは、4月当初には「関わること」と「教えること」の2つが、子供たちにとって「課題」だからです。 言い換えれば、4月の子供たちは、関われないし、教えられないので…

柔和な攻撃性

今日はあるところで私の授業について紹介しました。「カリキュラム・マネジメント」の発表だったので、『学び合い』の色は抑えました。いわゆる「従来型の授業」の方がほとんどの場での発表です。でも、福島の子供たちは負けてないぜ!という想いを込めて話…

指導する?支援する?助言する?

ふと思い出したことです。少し前に「指導か、支援か」という話を聞いたことがあります。教員は児童に対して「指導」すべきなのか、それとも「支援」すべきなのか、そんな話だったと記憶しています。「教員は指導はせずに、児童の自主性を尊重し、児童や学び…

誰にとって?

子供達の姿を見て、「この子は頼りになるなあ」と感じることがありませんか?私はあります。でも、そこで一歩立ち止まって、「誰にとって?」と考えることを大切にしています。というのは、どうしても“教員にとって”頼りになる子に目が向きがちなんですよね…

主体的に判断するために

国語の課題に「言葉の意味調べ」というものがありますよね。これって全国共通でしょうか。 小学校教員以外の方や知らない方のために書いておくと、「教科書の中から分からない言葉を選んで、国語辞典で意味を調べる」や「教員が選んでおいた言葉について、国…

同じ言葉でも

今日、私以外の先生が私の学級で授業している時に、用事があって教室に居たのですが、その時に、一部の子供達にこんな言葉をかけました。「ちょっとおしゃべりが多いんじゃない?『学び合い』とただのおしゃべりは別だよね。」(ちなみに、私以外の先生も部…

振り返り

正月明けに「せっかく新学期が始まる時期なのだから、新学期スタートにどんなことを気を付ければいいのかを書こう」と考えていたのだが、あまりにひどい文章になってしまって、アップするのをやめてしまった。文章がひどいのはいつものことだが。 やっぱりブ…