『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


『学び合い』のあれこれ

伝えたいこと・伝えなくちゃいけないこと

私は、私がやっている『学び合い』が誰かの役に立って欲しいと願っている。だから、こうして毎日ブログを書く。が、実際はなかなか難しい。なかなか伝わらないことにイライラする。人と会って話すことが億劫になる。伝えたいけれど、なかなか伝わらない。そ…

アドバイス

今日は、同僚のО先生に偉そうにアドバイス。まずは、集団を見る時、一部を取り上げて見てはいけないよ、という話。一部に着目すると、全体が分からなくなってしまう。いわゆる「木を見て森を見ず」の状態になる。これが続くと、集団がいびつになる。授業者の…

浮き彫りになる

四月に『学び合い』を始めたばかりの時期は、とても辛いモノがあります。それは、色んなことが浮き彫りになるからです。 例えば、なかなか仲間に入れない子。数人のグループに分かれていく中で、最後まで一人ぼっちの子を見ていると、胸が潰れそうになります…

早目に評価

11月があっと言う間に終わってしまいました。自由参観週間、学芸会、個別懇談、中学校見学と毎週のように何かがあり、その合間には3回の出張。みゆき会のセミナーもあって、光陰矢の如しってこういうことだなあと実感しました。昨日は午前中に研究授業で午後…

校内研究授業

今日は、校内の研究授業で算数の授業を行いました。「並べ方と組み合わせ方」の単元です。校内研究の文脈に乗りつつ、『学び合い』の良さも示せる授業を心がけました。そのため、一単元分の課題をまとめて出す単元『学び合い』ではなく、一単位時間毎に課題…

もっと多様に

私がちょっと前から考えていることです。 私は、自分の学校の後輩や近くの仲間に『学び合い』を広げてきました。私の周囲でじわじわと『学び合い』を実践している人が増えています。こういった仲間は、ネットや本を見て『学び合い』を始めるタイプでありませ…

授業がつまらないから

書籍名等が曖昧なので、詳細は書きませんが、若い頃に読んだ著名な実践家の本に 以前、担任したクラスに、授業中に離席をしたり、学習活動に参加しなかったりする子がいた。でも、その子は「良い授業」の時にはちゃんと学習する。その子も学習するような授業…

外部講師と一斉授業

今日は、外部講師を招いて「食育」の授業がありました。 こういう時には、なかなかフルの『学び合い』とはいきません。でも、『学び合い』の学級は、ちゃんとした授業であれば、一斉授業であってもしっかりと学べるものです。このクラスも一斉授業でも「イケ…

じわじわ2

今日は、4年生と5年生で合同『学び合い』が行われました。私はちらっと覗いてみただけで、ほとんど関わっていません。 今まで、私が担任している学級を中心にして合同『学び合い』を行うことはありましたが、私が関わらないものは初めてだと思います。じわ…

じわじわと

たまたま会った元同僚の先生から、突然、話しかけられました。 「私も、『学び合い』をやってみたんだけれど、ちょっと分からないところがあって」 という話でした。ビックリしました。だって、1年間しか一緒に働いていませんし、年齢は私よりもっと上です…

『学び合い』は簡単か

久しぶりに考えました。『学び合い』は簡単なんだろうか。 というのも、今週は近隣の先生方に呼ばれて『学び合い』の紹介するからです。私の答えは直ぐに出ました。『学び合い』は簡単ではありません。でも、それは「教育」という営みが簡単ではないからであ…

「愛が届く距離」ということ

昨日と一昨日、自分のやっていることを可能なかぎり「ちゃんと」言葉にしてみようと試みましたが、でも、難しいですねえ。 昨日の記事に「好かれない」と書いたのですが、「じゃあ、具体的にはどうなればいいの?」って感じる方が多そうだし、そういう「言葉…

声の出し方のこと

自分のやっていることを意識的に言語化するシリーズとして(いや、シリーズ化するかは分かりませんが)、私が意識していることをちょっと書いてみます。 今日は、私の『学び合い』を支える基礎技術として、「声の出し方」について。 私が使い分けている声の…

日常的であること

昨日は、来月末にある宿泊活動に向けて、「最初の話し合い」を行いました。本校の宿泊活動は、5・6年生が合同で行います。5・6年生が一緒に行う意味として、「仲良しグループだけではなく、学級の壁を越える」という話をしました。単学級で、しかも一ク…

公平性

昨日のエントリーみたいな内容って、受けが悪いのですよね。「日本一のクラス」みたいなこと書くと、嫌がられるみたいです(笑)。すみません、嫌な奴で。 私は、そういう「無茶なこと」を本気で求めるのが好きなんです。全員が達成できるような課題は出したく…

念のため

昨日のエントリーに補足です。 あくまでも、私個人の考えとしてではありますが『学び合い』が正しい、とは「理論として完璧」ということです。『学び合い』が完璧ではない、とは「それを運用する私が完璧ではない」ということです。 念のために付け加えてお…

フォーラムのこと その2

土日に参加した『学び合い』フォーラムについての続きです。 4 出会いのこと 今年のフォーラムは、参加者数260名と伺っています。顔なじみの方々はもちろん、「お久しぶり」の方や「はじめまして」の方とたくさんお会いすることができました。我々は公務…

学び合うと言っても

多くの授業で「学び合い」が取り入れられています。また、「小学校ではアクティブ・ラーニングは以前から取り入れらえれていた」とも言われます。なるほど、確かに、ペアでの話合いやグループ学習は、以前から多くの授業で取り入れらえていました。 ただ、私…

待っているだけでは

子供達が主体的に学ぶには、「待つ」のが大切だと昨日は書きました。じゃあ、待っていれば「一人も見捨てない集団」ができるのか。 そんなことは絶対にない!と私は断言します。だってね、人間が最初から繋がれる人数って数人なんですよね。だから、『学び合…

待てない

私は、子供達が主体的に学べない最大の要因は「待てない」からだと思っています。 大人も、子供達自身も「待てない」のです。すぐに結果を求めてしまいます。 だから、教員は「言う通りに学んで欲しい」と思し、保護者さんは「先生の言うことをよく聞きなさ…

感謝

先月末に授業参観に来てくださった石川さんが、参観レポートをアップしてくださいました。 suponjinokokoro.blog112.fc2.com 極めて多忙にもかかわらず、書き上げてくださったことに心から感謝いたします。 レポートにも書かれていますが、5月末の学級です…

本気

書きにくいけど書いてしまいますが(^_^;)、多くの学級には「一人も見捨てない」とは真逆な学級文化が形成されています。明確に「見捨てている」わけじゃないんですよ。悪意を持って見捨てているケースなんて報道でしか見たことがありません。私は教員人生の…

恩送り

今日は運動会の代休明け。6年生は朝から運動会の片付けの仕事もあって、ちょっと慌ただしいスタートでした。その上、来週は地区の陸上大会もあるので、その練習もあって「運動会疲れ」を出している暇もないくらいです。「こんな状態では、学力向上も人間関…

我慢

4月は学級経営上、我慢の時期だと思います。言いたいことがあっても我慢する、のではありません。あれもこれもと欲張りになりがちだけれど、でも、そこをグッと我慢して、「これ!」ということに力を注ぐ時期だと思うのです。なんて言いつつ、私はすぐに焦っ…

学び合う本能

今日は授業開き。1時間目から「はい、どうぞ」のフル『学び合い』でした。それが可能なのは、昨年度から合同『学び合い』をちょこちょことやらせてもらっていたから。やってて良かった、異学年合同『学び合い』。 私が『学び合い』で担任するクラスはこれで…

『学び合い』とは

昨日は、「第10回『学び合い』仙南の会」に参加しました。と言っても、遅れての参加になってしまったのですが。 私が到着した時には、会はすでに大詰め。皆さんが“『学び合い』とは?”をテーマにマインドマップをまとめているところでした。途中参加だった…

一例

たかせさんが先日の記事にコメントしてくださったように、多様性って大切ですよね。ですから、アクティブ・ラーニングや『学び合い』に関する発信も多様であるべきなのでしょう。 私は少し前までは、自分が何のために何を発信すべきなのかが見えず、迷ってい…

私の課題の作り方

昨日のエントリーについて、様々なところで感想などを書いていただいたようなので、ちょっとだけ付け足し。 任せるってどうすればいいの? ちょうど昨日、国語の次の単元の課題を考えたところなので、その話を書いておきます。「メモしたことを元にして、ポ…

最後の課題

昨日は更新を休みます、という更新でした。それでもアクセス解析を見ると、来て下さった方が大勢いらしたようです。すみません。一言でもいいから、もうちょっと何か書けばよかったですね。読んだ人を惑わすような、謎かけのようなものを。 次はそうします。…

未来を見るだけではなく

昨日、3学期最初の単元テスト(社会科)をやりました。その結果は、全員80点以上は達成しましたが、全員100点はあと少しで逃しました。う~ん、惜しいなあ。でも、これからに期待しましょう! 私は「子供達の20年後、30年後・・・を考える」という話…

難しいよね。

日本中の『学び合い』の教室に「動けない子」がいることと思います。「動けない子」を大雑把に分けるなら、「分からなくても聞きにいけない子」と「分かっているけれど教えにいけない子」の二通りでしょうか。 教員は「聞きにいけない」タイプに同情的です。…

忘れてました!

昨日は「すんなりスタートできましたよ」という話を書きました。で、アップしてから「しまった!」と思いました。ある方から「普通にやっていても、あなたのクラスのようにならないから!どうしてそうなるのかをちゃんと書きなさい」と言われていたのに、ど…

すんなりスタート

今日から3学期でした。 1校時目の始業式を終えて、休み時間。楽しくワイワイおしゃべりしていた子ども達が2校時目開始1分前にはススーッと席に着いたので、こんな話をしました。

覚悟を持って

昨日書いたことにちょっと付け足しです。 私は「子供達のため」と考えて仕事をしています。それは、今も昔も変わりません。 でも、その範囲は変わってきています。 一つは、時間。「今の子供達」のことを考えていたのが、「20年先、30年先」と考えるよう…

誇り

土日の宿題として、2学期をふり返る原稿用紙1枚程度のミニ作文を出しました。 その中に 「他の県から授業を見に来てくれた先生がたくさんいたので、私たちの勉強が少しは日本中に広まったらうれしいです。でも、まだまだ、これだけでは終わりません。」 な…

じゃあ、目立っちゃってもいいの?

昨日は、「一人ぼっちの子を目立たなくするのではなく、『一人ぼっち子を放っておく』状態を乗り越えさせるのが教員の仕事でしょ!?」ということを書きました。 でも、それを聞いて「じゃあ、一人ぼっちの子がめちゃくちゃ目立っちゃってもいいの!?」と感…

学ばない子がいたら

時々、「『学び合い』で学ばない子」の話を耳にします。その対処法は?と聞かれても、「色々です」としか答えられないというのが正直なところです。でも、考えるヒントはたくさんあると思います。

子ども観の違い

「授業には、○○が大切だ」とよく言われます。「教材研究が大切だ」「児童理解が大切だ」「場の設定が大切だ」「計画的な板書が大切だ」「意図的な指名が大切だ」などなど、枚挙にいとまがないですね。

また、下書きです。

3 授業観 では、これらの学校間・児童観に基づく授業は、どのような形になるでしょうか。

下書きです。

『学び合い』(二重かっこ学び合い)とは上越教育大学教職大学院の西川 純(にしかわ じゅん)教授が提唱する教育理論です。その理論はたった3つの考え方が基本となっています。その3つの基本的な考え方は、以下の通りです。 第一は、「学校は、多様な人と…

場を作る

誰もが穏やかで、満ち足りた気持ちで過ごせる学級は、もちろん素晴らしいのだけれど、でも、「このクラスならもっとできるじゃないか!」とちょっとイライラしながら過ごすような子がいても、それはそれで素敵なことかもしれません。 そのイライラがずっと続…

色々あるけれど

昨日の参観者である赤いダイヤさんからフィードバックをいただきました。 ありがとうございます。 2015-11-03 - 赤いダイヤの独り言 - 『学び合い』 私は『学び合い』に対して、一つの懸念があります。それを確かめるためにいくつか逆質問をさせていただきま…

誤解ですよね?

『学び合い』に対する意見として、 「『学び合い』の授業では、国語の物語教材において、深い読みができない」 という言葉を度々聞きます。 私に寄せられる悩みの中にも、「他の先生から『学び合い』では深い読み取りは無理だろう、と言われた」とか「『学び…

言い訳からスタート

昨日の「あしたの会(福島県相馬市で高橋が開催している学習会です)」で中学校の『学び合い』実践者さんから質問を受けました。 Q 子供達は一生懸命に学習している。しかし、教え役の子がいるグループはしっかり理解できているものの、そういう子がいないグ…

行事の季節

私が勤務する地域では、学習発表会シーズンです。 こういう行事でも、やっぱり教員の色が反映されるよなあと思います。 もちろん、私の指導は『学び合い』です。課題を出して、児童に任せる。そういうスタイルです。ここ数年は「ダンス」を発表の中心に据え…

両立しない。

わたしは、授業のゴールを可能な限り明確にするよう心がけています。段々と慣れてきましたが、“テストの点数”と“学習レポート”という「二つのゴール」を同時設定するのはなかなか難しいです。でも、これらを融合させていくのが、今のわたしのチャレンジです…

通りません。

『学び合い』の典型的な授業では、児童に達成すべき課題=ゴールを示し、「はい、どうぞ」と任せます。子供達は思い思いの道=学び方で、ゴールに向かっていくことになります。 どこをどう通ってゴールにたどり着くのか。それは一人一人バラバラです。授業者…

旗を立てる 3

飽きたけど、とりあえず書く! わたしは、「学習のゴール」を揺らがせないために、次のことを心がけています。 ゴールは「自分の外」で決める。 結果が明確になるようにする。 「つまりは、こういうこと」と一文で説明できるまで、削ぎ落とす。 まず、1番の…

旗を立てる 2

前回は「より太く揺らがない旗を立てる」ということを書きました。 わたしは、一単位時間レベルの授業でも、10時間以上の単元でも、「この学習で目指すことは・・・」という話をできれば3分、長くても5分くらいで説明するよう心がけています。7分とか8分…

以前の授業と今の授業

昨日、ある方と話をしていて、『学び合い』と出会う以前のわたしがやっていた授業を思い出しました。 例えば国語はこんなイメージ。 「教科書の○ページを読みましょう。この場面で勉強することは何かな?では、それにしましょう。自分の考えを書きましょう。…