『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング
読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


学び合うと言っても

多くの授業で「学び合い」が取り入れられています。また、「小学校ではアクティブ・ラーニングは以前から取り入れらえれていた」とも言われます。なるほど、確かに、ペアでの話合いやグループ学習は、以前から多くの授業で取り入れらえていました。 ただ、私…

待っているだけでは

子供達が主体的に学ぶには、「待つ」のが大切だと昨日は書きました。じゃあ、待っていれば「一人も見捨てない集団」ができるのか。 そんなことは絶対にない!と私は断言します。だってね、人間が最初から繋がれる人数って数人なんですよね。だから、『学び合…

待てない

私は、子供達が主体的に学べない最大の要因は「待てない」からだと思っています。 大人も、子供達自身も「待てない」のです。すぐに結果を求めてしまいます。 だから、教員は「言う通りに学んで欲しい」と思し、保護者さんは「先生の言うことをよく聞きなさ…

感謝

先月末に授業参観に来てくださった石川さんが、参観レポートをアップしてくださいました。 suponjinokokoro.blog112.fc2.com 極めて多忙にもかかわらず、書き上げてくださったことに心から感謝いたします。 レポートにも書かれていますが、5月末の学級です…

本気

書きにくいけど書いてしまいますが(^_^;)、多くの学級には「一人も見捨てない」とは真逆な学級文化が形成されています。明確に「見捨てている」わけじゃないんですよ。悪意を持って見捨てているケースなんて報道でしか見たことがありません。私は教員人生の…

恩送り

今日は運動会の代休明け。6年生は朝から運動会の片付けの仕事もあって、ちょっと慌ただしいスタートでした。その上、来週は地区の陸上大会もあるので、その練習もあって「運動会疲れ」を出している暇もないくらいです。「こんな状態では、学力向上も人間関…

我慢

4月は学級経営上、我慢の時期だと思います。言いたいことがあっても我慢する、のではありません。あれもこれもと欲張りになりがちだけれど、でも、そこをグッと我慢して、「これ!」ということに力を注ぐ時期だと思うのです。なんて言いつつ、私はすぐに焦っ…

学び合う本能

今日は授業開き。1時間目から「はい、どうぞ」のフル『学び合い』でした。それが可能なのは、昨年度から合同『学び合い』をちょこちょことやらせてもらっていたから。やってて良かった、異学年合同『学び合い』。 私が『学び合い』で担任するクラスはこれで…

『学び合い』とは

昨日は、「第10回『学び合い』仙南の会」に参加しました。と言っても、遅れての参加になってしまったのですが。 私が到着した時には、会はすでに大詰め。皆さんが“『学び合い』とは?”をテーマにマインドマップをまとめているところでした。途中参加だった…

一例

たかせさんが先日の記事にコメントしてくださったように、多様性って大切ですよね。ですから、アクティブ・ラーニングや『学び合い』に関する発信も多様であるべきなのでしょう。 私は少し前までは、自分が何のために何を発信すべきなのかが見えず、迷ってい…

私の課題の作り方

昨日のエントリーについて、様々なところで感想などを書いていただいたようなので、ちょっとだけ付け足し。 任せるってどうすればいいの? ちょうど昨日、国語の次の単元の課題を考えたところなので、その話を書いておきます。「メモしたことを元にして、ポ…

最後の課題

昨日は更新を休みます、という更新でした。それでもアクセス解析を見ると、来て下さった方が大勢いらしたようです。すみません。一言でもいいから、もうちょっと何か書けばよかったですね。読んだ人を惑わすような、謎かけのようなものを。 次はそうします。…

未来を見るだけではなく

昨日、3学期最初の単元テスト(社会科)をやりました。その結果は、全員80点以上は達成しましたが、全員100点はあと少しで逃しました。う~ん、惜しいなあ。でも、これからに期待しましょう! 私は「子供達の20年後、30年後・・・を考える」という話…

難しいよね。

日本中の『学び合い』の教室に「動けない子」がいることと思います。「動けない子」を大雑把に分けるなら、「分からなくても聞きにいけない子」と「分かっているけれど教えにいけない子」の二通りでしょうか。 教員は「聞きにいけない」タイプに同情的です。…

忘れてました!

昨日は「すんなりスタートできましたよ」という話を書きました。で、アップしてから「しまった!」と思いました。ある方から「普通にやっていても、あなたのクラスのようにならないから!どうしてそうなるのかをちゃんと書きなさい」と言われていたのに、ど…

すんなりスタート

今日から3学期でした。 1校時目の始業式を終えて、休み時間。楽しくワイワイおしゃべりしていた子ども達が2校時目開始1分前にはススーッと席に着いたので、こんな話をしました。

覚悟を持って

昨日書いたことにちょっと付け足しです。 私は「子供達のため」と考えて仕事をしています。それは、今も昔も変わりません。 でも、その範囲は変わってきています。 一つは、時間。「今の子供達」のことを考えていたのが、「20年先、30年先」と考えるよう…

誇り

土日の宿題として、2学期をふり返る原稿用紙1枚程度のミニ作文を出しました。 その中に 「他の県から授業を見に来てくれた先生がたくさんいたので、私たちの勉強が少しは日本中に広まったらうれしいです。でも、まだまだ、これだけでは終わりません。」 な…

じゃあ、目立っちゃってもいいの?

昨日は、「一人ぼっちの子を目立たなくするのではなく、『一人ぼっち子を放っておく』状態を乗り越えさせるのが教員の仕事でしょ!?」ということを書きました。 でも、それを聞いて「じゃあ、一人ぼっちの子がめちゃくちゃ目立っちゃってもいいの!?」と感…

学ばない子がいたら

時々、「『学び合い』で学ばない子」の話を耳にします。その対処法は?と聞かれても、「色々です」としか答えられないというのが正直なところです。でも、考えるヒントはたくさんあると思います。

子ども観の違い

「授業には、○○が大切だ」とよく言われます。「教材研究が大切だ」「児童理解が大切だ」「場の設定が大切だ」「計画的な板書が大切だ」「意図的な指名が大切だ」などなど、枚挙にいとまがないですね。

また、下書きです。

3 授業観 では、これらの学校間・児童観に基づく授業は、どのような形になるでしょうか。

下書きです。

『学び合い』(二重かっこ学び合い)とは上越教育大学教職大学院の西川 純(にしかわ じゅん)教授が提唱する教育理論です。その理論はたった3つの考え方が基本となっています。その3つの基本的な考え方は、以下の通りです。 第一は、「学校は、多様な人と…

場を作る

誰もが穏やかで、満ち足りた気持ちで過ごせる学級は、もちろん素晴らしいのだけれど、でも、「このクラスならもっとできるじゃないか!」とちょっとイライラしながら過ごすような子がいても、それはそれで素敵なことかもしれません。 そのイライラがずっと続…

色々あるけれど

昨日の参観者である赤いダイヤさんからフィードバックをいただきました。 ありがとうございます。 2015-11-03 - 赤いダイヤの独り言 - 『学び合い』 私は『学び合い』に対して、一つの懸念があります。それを確かめるためにいくつか逆質問をさせていただきま…

誤解ですよね?

『学び合い』に対する意見として、 「『学び合い』の授業では、国語の物語教材において、深い読みができない」 という言葉を度々聞きます。 私に寄せられる悩みの中にも、「他の先生から『学び合い』では深い読み取りは無理だろう、と言われた」とか「『学び…

言い訳からスタート

昨日の「あしたの会(福島県相馬市で高橋が開催している学習会です)」で中学校の『学び合い』実践者さんから質問を受けました。 Q 子供達は一生懸命に学習している。しかし、教え役の子がいるグループはしっかり理解できているものの、そういう子がいないグ…

行事の季節

私が勤務する地域では、学習発表会シーズンです。 こういう行事でも、やっぱり教員の色が反映されるよなあと思います。 もちろん、私の指導は『学び合い』です。課題を出して、児童に任せる。そういうスタイルです。ここ数年は「ダンス」を発表の中心に据え…

両立しない。

わたしは、授業のゴールを可能な限り明確にするよう心がけています。段々と慣れてきましたが、“テストの点数”と“学習レポート”という「二つのゴール」を同時設定するのはなかなか難しいです。でも、これらを融合させていくのが、今のわたしのチャレンジです…

通りません。

『学び合い』の典型的な授業では、児童に達成すべき課題=ゴールを示し、「はい、どうぞ」と任せます。子供達は思い思いの道=学び方で、ゴールに向かっていくことになります。 どこをどう通ってゴールにたどり着くのか。それは一人一人バラバラです。授業者…

旗を立てる 3

飽きたけど、とりあえず書く! わたしは、「学習のゴール」を揺らがせないために、次のことを心がけています。 ゴールは「自分の外」で決める。 結果が明確になるようにする。 「つまりは、こういうこと」と一文で説明できるまで、削ぎ落とす。 まず、1番の…

旗を立てる 2

前回は「より太く揺らがない旗を立てる」ということを書きました。 わたしは、一単位時間レベルの授業でも、10時間以上の単元でも、「この学習で目指すことは・・・」という話をできれば3分、長くても5分くらいで説明するよう心がけています。7分とか8分…

以前の授業と今の授業

昨日、ある方と話をしていて、『学び合い』と出会う以前のわたしがやっていた授業を思い出しました。 例えば国語はこんなイメージ。 「教科書の○ページを読みましょう。この場面で勉強することは何かな?では、それにしましょう。自分の考えを書きましょう。…

より自然

『学び合い』は、あらゆる面で「一斉指導」より上、なのでしょうか。わたしはそうは思いません。極短期間だけを見れば、「おいおい、『学び合い』なんてやめてくれよ。俺が一人ぼっちなのがばれちゃうじゃん!」という子が絶対に居るでしょう。そういう子の…

第7回仙南の会でした。

本日は、第7回仙南の会でした。 仙南の会は1周年だそうです。おめでとうございます。 主催のG先生のお人柄もあり、毎回のように新しい参加者さんがいらっしゃいます。素晴らしいことです。今回は20名程の参加だったと思います。 自己紹介の際にお話しし…

放せないイメージ

今日は夏休み。 お昼ご飯の時間です。母親が息子達に聞いています。 母親:「今日のお昼ご飯、何がいい?」 兄 :「昨日も一昨日も白石うーめんだったから、違うのがいいなあ」 弟 :「俺も、うーめん飽きたなあ」 母親:「何でも好きなものでいいよ。 ただ…

緩むイメージ

ある学校。校長が職員を集めて語っています。 校長 :「先生方、来月のICT機器を使った授業研究公開は我が校にとって非常に大切な物です。 先生方の持つ力を十分に発揮していただきたい。 そこで、これから皆さんで、今までにない新しい授業の指導案を考えて…

崩れるイメージ

ある職場で、上司が部下二人にこんな指示を出しました。 上司 :「今日は遠方からお客さんが10人ほど来る。その時に、何か果物を出してくれ。」 部下1:「果物ですね。分かりました」 上司 :「予算はあるから。任せたよ。はい、どうぞ」 上司は、少し離…

教科の力と『学び合い』の継続

『学び合い』をやる上で、教師に教科の力は必要でしょうか? 「必要ない」とも言えますし、「必要です」とも言えるでしょう。 「教科書の問題が全て解ける」という程度の授業なら、教科の力なんて必要ないでしょう。だから、『学び合い』を始めるのは簡単で…

教えることができますか?教科以外のことを。

『学び合い』に対して 「子供達が主体的に話し合っている、意欲的に話し合っているのは認めますが、でも、それでは学力は上がりませんよね。教えるべきところはしっかり教え、話し合う場は別に設けるべきでしょう」 という意見は、典型的な「反論」の一つだ…

『学び合い』が上手くいかない!?

『学び合い』フォーラムの2日目には、「みゆき会」として分科会を持ちます。 タイトルは、 「『学び合い』は、なぜ崩れていくのか。古田と高橋はちゃんと言語化しなさい。By坂内」 です。 坂内さんのツッコミを受けながら、古田さんとわたしがおしゃべりす…

先生の都合に合わせる

わたしのクラスのトップランナーが、算数の時間に、こんなことを言っていました。 「『学び合い』の10分は貴重。10分あれば、教科書1〜2ページくらいできる。 でも、普通の授業は10分で1問くらいしか解けない。先生の都合に合わせなくちゃいけない…

ネットワーク形成

『学び合い』のセオリーでは、最強の教材は“人”です。 授業において“分からない子”を救えるのは、プリントや掲示物でもなく、教師の説明や板書でもなく、“人”なのです。 教師も人ですが、でも、教師一人では全員を救えません。また、一部の“できる子”だけで…

書いちゃいます。

わたしは、『学び合い』を信じています。 ちょっと前に「もう『学び合い』の看板を降ろそうかな」なんてことを書きましたが、それはいわば「俺だけの『学び合い』でいて欲しいのに。何で広まっちゃうんだよ!」みたいなもんです。 『学び合い』の本体は「一…

もういいかな。

実を言うと、時々、考えてしまうことがあったんです。 「もう、『学び合い』はいいかな。」 って。『学び合い』の看板を下ろしてしまおうか、ということです。 別に、『学び合い』の理論が嫌になったわけでも、間違っていると感じたわけでもないのですが、で…

落とし穴と上から目線

根拠のない個人的な感覚ですが、わたしも含め、何年も前から『学び合い』に取り組んできた方々には、変わったもの好きだったり、既存の教育観に対して、明確ではなくても「NO!」と感じてきたりした人が多いように感じます。わたし自身もそうです。 それ故に…

聞けるって凄い

今日、スクールカウンセラーさんが授業を見てくださいました。 その時の立ち話で 「これだけ友達に聞けるって凄いですよね」 と仰いました。 忘れていました。わたしにとっては慣れてしまいましたが、聞けるって本来は凄いことですよね。

卒業後

『学び合い』の大切な点に「全員は求めない」ということがあると思います。 というと「全員達成が『学び合い』なんじゃないか!!」と言われそうですが、まあ、ちょっと違うんですよ。 例えば、わたしが「全員ができることの大切さ」を説くとします。 でも、…

本能

子供達が学んでいる姿をよく見ていると、「学び合うのが、人間の本能だ」というのがよく分かります。 わたしのクラスには、一見、何もありません。 そして、よく見ても、何もありません。 課題は、単元まとめてなので、単元の初めに提示して終わりです。途中…

一単位時間の壁を越える

わたしが『学び合い』を継続する上で、一単位時間毎ではなく、単元毎の課題にしたこと、単元の壁も越えてどんどん進めさせたことは、非常に大きな効果がありました。 多くの教師には「この勉強が分からないまま次に進んだら、子供達が困る」という捉われがあ…