『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


学び続ける『学び合い』

単元内での繰り返し その3

『学び合い』において、単元内での繰り返しがもたらす効果はいくつもあります。 まず一つ目は「誰も分かっていないこと、出来ないことを課題にできる」こと。1単位時間毎に新たな課題を設定する『学び合い』の場合は、基本的に「学級の2割の子が分かってい…

単元内での繰り返し その2

体調がイマイチな中で書いているこの話。うまくまとまっていない面もありますが、書き溜めているものではなく、その時々に考えながら書いているので(ある意味、これが下書きのようなものです)、ご容赦くださいね。 「単元内での繰り返し」は、『学び合い』…

単元内での繰り返し その1

最初は「一単位時間の中での繰り返し」しか意識できていなかった私ですが、「単元の中でも繰り返し学習する方が、子供達の力が高まるのだな」と学んだのが30歳の頃です。まだ『学び合い』に出会う前。授業がめちゃくちゃ上手い「師匠」との出会いがきっか…

失敗を恐れ過ぎない

学び続ける子供を育てるためには、失敗を恐れ過ぎないことが必要だと考えています。ただし、失敗を全く恐れないのも良くないように思います。だって、「失敗してもいいもーん」と適当過ぎちゃっても困りますからね。 私が見てきた中で勉強から逃げる子は、失…

繰り返しの効果

今、国語では物語文の学習をしています。物語文の学習は今年3単元目です。物語文の学習では「心情曲線を用いた表作り」に取り組んでいます。3つの単元全てです。心情曲線なんて、授業のネタとしては物珍しいモノでもないし、ありふれたモノだと思います。が…

伝える

先日の大阪セミナーに参加してくださった方が「その後」の様子をSNSにアップしてくださっています。嬉しい報告がいくつかあって、ああ、大阪に行って良かったと感じます。 が、一方で、残念なこともあります。 精進せねば。

繰り返し

「はい、どうぞ」の『学び合い』は難しいです。何が難しいかというと、可能な限り短く「本時の目標」を児童に伝えなければいけないのですから。もし、それが伝わっていなければ、子供達は右往左往するか、どうして良いかわからずに固まるか、遊ぶか。そんな…

ごく自然

色々と考えているうちに、思い出しました。私が『学び合い』の理論が好きなのは、とっても自然だからです。『学び合い』が何よりも優れているとは思いません。何よりも『学び合い』が一番だ!とも言いません。でも、『学び合い』って自然だよなあと、私は強…

変えるには

私が以前担任したクラスに、めちゃくちゃ算数ができる子がいました。算数は本当に得意。テストはほぼ100点です、単元テストも、学力テストも。多分、算数は私よりできます。 その子は、当初は人と関わるのが苦手でした。本人がどう思っていたかは分かりませ…

努力に報いる

「周囲を見ながら、自分の学習も進める」 『学び合い』を継続する上では、なかなか大変な役割を果たしてくれる子の存在が必要です。私は、そういう子の頑張りにどうやったら報いることができるかずっと考えていました。 まだ完全とは言えませんが、とりあえ…

努力に報いたい

『学び合い』を始めたばかりの4月。多くの学級において「関われるようになること」が目標となっていたでしょう。ブログやFacebookを見ると、同様に考えている方が少なくないようです。ある程度敷居なく関われるようになるには、経験上、1か月から3か月程度…

2学期の『学び合い』

夏休みも後半に入りました。 1学期の終わり頃、ちょっと『学び合い』が停滞してきた方も少なくないと思います。「一人も見捨てない」をちゃんと求めているつもりだし、課題もちゃんと準備しているつもりだし、子供達だって「『学び合い』は楽しい」と言って…

色々あった方がいい

私は、あちこちで「超シンプルな『学び合い』」をお薦めしています。ちょっと固い言い方をして「削ぎ落とす」なんて言ったりもします。でも、それは「シンプルな『学び合い』こそ至高の授業だ!」なんて言いたいわけではありません。シンプルな『学び合い』…

ドンとレベルアップ!

7月です。 4月から『学び合い』をスタートした学級の何割かは、運命の分かれ道に立っている時期でしょうか。(実際は、もう少し前にそうなっていたでしょうけれど。) つまりは、学級が『学び合い』に慣れてきて、担任が「次」に踏み出せるか否か、という…

ちょっとずるい書き方

こういうことを書くと、混乱する方もいるかもしれませんが、まあ、それが私ということで。 昨日、「課題は何でも学び合える」なんてことを書いておきながら、実は私、出来る限りの「授業準備」をしています。世の小学校教員の平均を遥かに超える労力を、授業…

酔ってないよ。

『学び合い』を始めたばかりのころは、課題にこだわりました。どんな課題なら子供たちが学び合えるか、さんざん悩みました。 けれど、続けていく中で、課題はそれほど重要じゃないことが分かってきました。極端な言い方ですが、どんな課題でも学び合えるので…

ずっと守っている

西川先生は度々、「守破離」の話をなさいます。 他の方から「高橋は、守破離の離の段階に進んでいる」というようなことも言われます。私の授業は、「一人で学びたくて学んでいる子」もいますから、そう言われれば、そうかもしれません。 でも、私自身は、ず…

繋がり

つい先日、5年前に担任した教え子と、現在の教え子が「ひょんなこと」で繋がっていることが分かりました。ビックリしました。 そして、あの時に「良い仕事」ができていて良かったし、あの時に一生懸命に仕事をしていて良かったと、考えてしまいました。 世…

任せるために必要なこと

私が『学び合い』で大切にしていることは、「がっちり握り、すっぱり放す」ことです。 がっちり握るとは、学級全体に揺るぎない価値観を示すこと。すっぱり放すとは、任せたからには余計な口出しはしないことです。 ただ、必要であれば口出しをします。必要…

価値に気づくには時間がかかる

ゴールデンウィークの谷間。子供たちはちょっと落ち着かない雰囲気。その様子を見ながら、(そりゃそうだよね)と思う気持ちと、(もったいないよなあ)と思う気持ちとが、私の中でグルグルと回っていました。 うきうきしたりそわそわしたりなんてのは、家に…

『学び合い』の弱点

私が考える『学び合い』の大きな弱点の一つに「学級の状況がはっきりと分かって辛い」というものがあります。 『学び合い』だと、一斉授業ではなかなか見えてこないものが分かってしまいます。例えば、男女の仲が良いか悪いか、誰が学級の中で友達が少ないの…

「教えない」もテクニック

時々、「『学び合い』では教員は教えてはいけない」という言葉を聞くと、「まあ、方便としては、そう言うしかないよね」と思う一方、不正確だとも感じます。子供たちに対して「先生は教えません」と言うのも、説明不足かもしれません。 私は、子供たちには「…

子供たちが悪いわけではありません

新学期が始まり、ぼちぼち授業がスタートしている時期かと思います。 私の学級では、もちろん初日から『学び合い』。今日は授業開始からすでに4日が経っています。ですから、学級内の色々なことが見えてきます。 『学び合い』を始めたばかりですから、最大…

大人にする

学校は、子供たちを大人へと成長させる場です。 が、ここ数年、大人にする前に、まずは子供にする必要を感じています。なぜなら、まだ子供にもなっていない状態だから。言わば「赤ちゃん」のような状態。 言葉によるコミュニケーションより、泣いたり暴れた…

自然な学び

以前、学芸大の岩瀬さんや渡辺さんに見て頂いた「全員がバラバラの教科を学ぶ『学び合い』授業」。これに初めて挑戦したのは、『学び合い』2年目の時でした。実は、最初は失敗したんです。原因は、私の中で「バラバラにやること」が目的化しちゃったから。で…

「みんなができる」と「みんな一緒」

特に理由は無いのですが、何となーく気になったので、書いておきます。 『学び合い』の「みんなができる」は「みんな一緒」と同じことだ、そう勘違いする方がいるかもしれません。いたら嫌だな。真逆なんです。 「みんなができる」ためには、「みんな一緒」…

つながれるようになったら

つながれるようになった学級では、「3人に説明する」という課題ではあっと言う間に終わる子がでてきます。そして、実際に数分で「説明終わり!」という状態になるでしょう。苦手な子も「とりあえず説明するだけ」なら可能になります。そうなると、集団はと…

柔和な攻撃性

今日はあるところで私の授業について紹介しました。「カリキュラム・マネジメント」の発表だったので、『学び合い』の色は抑えました。いわゆる「従来型の授業」の方がほとんどの場での発表です。でも、福島の子供たちは負けてないぜ!という想いを込めて話…

子供たちのもの

3学期。気が付けば、やっぱり言っているこのセリフ。 「もう授業、終わってね。時間過ぎてるからね。次の◯◯に間に合わないよ。」 担任に注意され、仕方ないなあという雰囲気で勉強を止める子供たち。 こうなるのは、私の中に「授業は子供たちのもの」という…

足枷

トップランナーが走る『学び合い』が私のスタイルです。これを実現させるために、私はずっと試行錯誤しています。 どうやったら、トップランナーが走れるのか。 と考えるから難しかったんです。そうではなく、 何が、トップランナーの足枷になっているのか。…