『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

本のあれこれ

決まっているが決まらない

新しい本を書く!と決めたが、なかなか進まない。 内容は決まっている。学級崩壊の種類と、その対処法だ。 今の学校には、大きく分けて2種類の学級崩壊があると思っている。 一つ目は、1990年代から問題となっている従来型の学級崩壊。これは、いわば「…

早過ぎるのが常

私の予想では、今年は、標準時数を満たしているかどうかを厳密に問われないと考えている。文科も「数年かけて取り戻す」とか言っているくらいだし、水泳なしとか調理実習なしとか、こういう状況なのだから。昨年度のように時数よりも「その内容を学んだかど…

ホッとしているが、次へ

今日が、単著の本当の発売日らしい。小学館さんのサイトにもそう書かれている。 流動型『学び合い』の授業づくり | 小学館 小学館さんが「試し読み」を用意してくださった。中身を見てから買うかどうか決めたい!という方は、こちらをご覧いただきたい。 「…

「カッコいい大人」になれなかったな

2月に出す予定の本は、ノウハウ本でもなく、『学び合い』を紹介する本でもなく、私が10年間やってきた「実践記録」のようなものだ。 来年2月に発売予定です。私の10年間の実践をまとめました。集大成と言えるものだと思います。流動型『学び合い』の授業づ…

相馬地方断水

台風19号により大きな被害を受けた方々に、心よりお見舞い申し上げます。 私がかつて勤務した地域も大きな被害を受け、その上、断水が続いているそうです。この連休には来春出版予定の本の校正を行なっていました。その本に出てくる子供達や同僚が皆住んでい…

幸せ

昨日の午前中は、昔の教え子にお誘いをいただき、とある高校の文化祭へ。数年前に担任していたクラスの約半数が進学した高校なので、たくさんの教え子や保護者さんと再会できた。教え子の成長した姿を見られるのは、本当に嬉しいことだ。 帰りの車で、卒業式…

見落としている

6月の仙台の会、そして、先月の函館の会で私は 「目立つ子ばかり見ていて、まじめにコツコツとやる子を気にも留めない教員が、子供たちに嫌な上下関係を生む」 と主張した。 世の中には同じようなことを考えている方が、きっとどこかにいらっしゃるだろうと…

痺れた

ここ数日、石川晋さんの新刊を読んでいた。私にしてはゆっくり、じっくりとしたペース。そう読みたい本なのだ。 その中で、痺れる言葉に出会った。東京都の甲斐利恵子先生の言葉だそうだ。 鋭いことを言うことが素晴らしいことだと思い込んでいる。鋭いこと…

「教育技術」誌に拙稿を掲載していただきました

小学館の「小一、小ニ教育技術」誌に拙稿を掲載していただきました。ありがとうございます。 教育技術 小一・小ニ 2019年 05 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/04/15 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 中身は『学び合い』の基本…

「授業づくりネットワーク」誌に拙稿を掲載していただきました。

授業づくりネットワークNo.32「学び手中心の授業の始め方」号に拙稿を掲載していただきました。私の授業開きから、その後の1年間の授業の流れをご紹介しています。 誌面と筆力の関係で全てを詳しく書けたわけではありませんが、『学び合い』による授業の1年…

とりあえず、一安心

1月中に片付けたかった原稿の最後の一つが、この土日に何とかなった。どれも難産だった。困った時には人の助けを借りるのが一番。新潟のKさん、ありがとうございました。 今日の午後は、やっと札幌のセミナーに向けての発表準備。話したいことが多過ぎて、…

最後の小六教育技術

小六教育技術誌に拙稿を掲載していただきました。本当にありがたいことです。 小六教育技術 2019年 03 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/01/15 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 来年度からは、リニューアルし低中高の3誌に統合…

11月号

小六教育技術の11月号に拙稿を掲載していただきました。『子供を伸ばす「受け」と「返し」の技術』という特集で書かせていただきました。 今回も悩みながら書いた原稿です。『学び合い』に限らず、多くの方の参考になったら嬉しいなあと考えて書きました。多…

計画~いつになるかは分からないが~

1 自律したクラス ・子どもたちが時間割を変更しちゃうのです ・お楽しみ会に担任はいらないのです ・時間割流動型『学び合い』はこんな授業です 2 『学び合い』を始めたころ ・私は『学び合い』に救われました ・1時間毎の『学び合い』を成立させるコツ…

ちょっとズレてるけど

小六教育技術の5月号に拙稿を掲載していただきました。ありがたいことです。 小六教育技術 2018年 05 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/04/16 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る テーマは「GW明けリスタート」。私と同世代の方の…

4月に読んで欲しい

今年は専科なので、どうカリキュラムを組んでいくか頭の中をネリネリしています。やっぱり新しいことを考えるって楽しいですね。 ということで、久しぶりこの本を読んでいます。 子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント 作者: 坂…

次はこの本

冬休みの読書、次はこの本です。 未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) 作者: 河合雅司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/06/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (16件) を見る まだ途中ですが、「ああ、話題になるね」…

心の進化

正月にこの本を読みました。 こころをよむ 心の進化をさぐる―はじめての霊長類学 (NHKシリーズ) 作者: 松沢哲郎 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2017/09/26 メディア: ムック この商品を含むブログを見る ネットで検索していて、ビビッときた本でした。こ…

小六教育技術12月号

現在発売中の「小六教育技術 12月号」に原稿を掲載していただきました。「アクティブ・ラーニング型授業のリフレクションと評価」という企画で、私は「振り返りジャーナル」や「全員達成の確認」、「テストの得点分布グラフ」を紹介し、振り返りや評価は、積…

メジャー

日本で最もメジャーな教育雑誌と言えば、小学館さんの「教育技術」を挙げる方が多いのではないでしょうか。その「小六教育技術」9月号に寄稿しました。 小六教育技術 2017年 09 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/08/16 メディア: 雑誌 この…

『学び合い』の悩み

ここ最近、色んなことを悶々と考えて過ごしています。 例えば、今日は『学び合い』の授業に関する悩みは、どんなものが多いかと、私がそれをどうやって乗り越えてきたのかを考えていました。 私の経験や、私が受けた相談を基に大雑把に分けると 学び合わない…

後押し

書店に、カリキュラム・マネジメント関連の本が数多く並ぶようになりました。中でもよく売れているのは、この本ではないでしょうか。 カリキュラム・マネジメント入門―「深い学び」の授業デザイン。学びをつなぐ7つのミッション。 作者: 田村学 出版社/メー…

新年度を前に

そろそろ次年度の準備に入る時期かと思います。ぜひ、お読みください! 子どもの書く力が飛躍的に伸びる! 学びのカリキュラム・マネジメント 作者: 坂内智之,高橋尚幸,古田直之 出版社/メーカー: 学事出版 発売日: 2016/08/04 メディア: 単行本(ソフトカバ…

失敗は成功のもと

少し前に紹介した、この本。 私は『学び合い』にこれで失敗し、これで乗り越えました。 作者: 西川純 出版社/メーカー: 東洋館出版社 発売日: 2017/03/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 通称、「『学び合い』失敗本」を通して読みました。こ…

失敗を乗り越える

先日紹介した、『学び合い』の失敗本。この本の宣伝が秀逸だなあと思います。 西川純先生『学び合い』を成功させる決定版がついに刊行! 他の方の原稿も拝読しましたが、とっても良かったです。 『学び合い』は簡単だ、とは思いません。難しいです。私も数多…

失敗の本

こちらの本にも寄稿しております。 私は『学び合い』にこれで失敗し、これで乗り越えました。 作者: 西川純 出版社/メーカー: 東洋館出版社 発売日: 2017/03/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この原稿は1日で一気に書きました。書きやすいと…

伝える

完全に自分用のメモです。 『学び合い』の理論はこうです。こんな問題が発生しました。それならこう対応しましょう。と順序立てて説明すると、どうしても「その前提は正しいの?」という疑問を持たれてしまう。 それよりも、帰納的な説明がいいのかもしれま…

あけましておめでとうございます

本年もどうぞ宜しくお願い致します。 さて。普通ならここで「新年の抱負」を書くのだろうが、私はそういうのが苦手である。書いても直ぐに忘れる。いい加減な性格なのが、こういうところでバレる。 ただ、せっかく見に来てくださる方もいるのだから、(なん…

「We」誌12月号で泣く

昨日は新幹線の中で雑誌「We」の12月号を読んでいた。石川晋さんの連載が載っているためこの雑誌は知ってはいたが、購入は初めて。 Femix information website -隔月刊誌We- 特集の『福島の「いま」を訪ねて』を読みたいというのが直接の購入動機だったが、…

ありがたい

少し前に見た時にはamazonで在庫ありだった「学びのカリキュラム・マネジメント」ですが、また取り寄せになったようですね。(11月5日6時現在) 楽天ブックスも取り寄せですが、もしかするとこっちの方が早いかな。⇒楽天ブックス: 子どもの書く力が飛躍的に…