『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

オリジナル

みなさんにとって,「自分で考える」ってそんなに大切ですか?
例えば,レストラン。
「ウチは,私が考えたオリジナルメニューの店です。全部,わたしが自分で考えたものです。あんまり美味しくはないですけれど」ってお店。
「他の店で何年も修行し,腕を磨きました。オリジナリティはないけれど,味は確かです」というお店。
皆さんはどちらで食べたいですか?
わたしだったら,オリジナルかどうかよりも,味を重視します。食べたことのない物を食べてみたい,という気持ちはありますが,それは「美味しい」ということが前提です。


誰にも聞かずに不味い料理を出すくらいなら,美味い料理の作り方を修行して欲しいですよね。


勉強だってそうでしょう?
一人で頭をひねっているのなら,友達に聞いちゃっていいと思うんですよ。教科書を見たっていいんですよ。

でも,オリジナルが好きな人多いですよね。
「自分で考えましょう」
「自分の力で考えましょう」
「真似はいけません」


みんな違ってみんな良い。
これには賛成です。でも,
みんな違わなくちゃいけない。
っていうのも,おかしいですよね。もちろん,
みんな同じが良い。
っていうのも嫌ですけれど。


みんなが違うというのは,当たり前の話なんです。その当たり前のことを生かすのが『学び合い』です。
みんな違うから,みんなが出来る
これが『学び合い』かなあって思っています。