『学び合い』は「一人も見捨てない」教育です。
一人も=みんなが
見捨てない=できるように
こう考えると、「みんなができる」の「みんな」とは具体的に誰なのか、「できる」とは具体的に何なのかを、きちんと考えないといけないと感じます。
最初は「みんな」について考える方が多いでしょう。
わたしもそうでした。
でも、「できる」ってどういうことなのか、もっと真剣に考えなくてはいけない時期に(わたしが)きているなあと思います。
学校って専制君主制ならぬ「先生」君主制が幅をきかせている場所ですので、独りよがりな考え方が許されがちです。専制君主も先生君主も、全部の国民や児童には幸せを与えられません。不幸の原因も何に幸福を感じるかも千差万別だからです。
有能な先生君主は、自分の感じる幸せを押しつけます。でも、それで不幸になる子も少なくないのですよね。
という流れで、最近は、教育史や学習指導要領の変遷なんかに興味が沸いています。