『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

意地悪な自分

「難しくなくちゃいかん!」って思ってしまうことがあります。


自分が苦労して成し遂げたことを「簡単に思われちゃ嫌だな」とか「他の人があっさりと達成したら嫌だな」とか。
あとは、直ぐに課題を達成した子に対して「本当に分かったって言えるの?分かったつもりなんじゃない?」なんてことも。
意地悪な自分が恥ずかしくなります。
わたしの中に「簡単に達成したするよりも、苦労して達成した方が偉い」とか「特別な自分でありたい」とか、そういうあまり好ましくない感情があるのが原因だろうなと思っています。


西川先生が「『学び合い』パンデミックの為にマニュアルを作る」と書かれているのを見た時も、ちょっと「意地悪な自分」がむくむくと顔を出していました。
「俺が2年間でたどり着いた今のレベルに、あっさりと追い付かれたら嫌だな。いや、きっとマニュアル通りになんていかないから、それを読んでやる人は失敗するんじゃないの?」
なんて。本当に、自分の人間性の低さが嫌になります^^;。
でも、大人ですから、そういう考えは自分にとって損だと分かっています。
そして、
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20120202
を拝読してからずっと考えていたのですが、自分がこれからどんな授業を目指したいかも見えてきました。簡単に言えば、「糞田舎だからって、被災地だからって、舐めるなよ」ってう授業であり、そういう人材を育てることです。


わたし自身は、イノベーターでもアーリーアダプターでもありません。
でも、自分が目指すものを実現するためには、自分が果たすべき役割があるし、自分にはそれが出来ると信じたいですね。(いや、最近、くじけそうなんですけれど。マジでしんどくて。はあ、嫌だ嫌だ)