『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

失敗はいつも教師が原因


昨日,出張がありました。
その間に,ちょっとしたトラブルがあったそうです。

今日,その原因について話を聞いてみたところ,3秒で分かりました。
原因は,わたしにありました。


ほとんどの子が2時間分の課題を,1時間で終わらせてしまいました。
けれど,わたしはその課題を「もしかしたら,2時間で終わらないかもしれない」と思って,それを前提に説明をしていました。
そのため,「さっさと終わらせて,違うことをやる子」と「先生の言うとおり,ゆっくりじっくりやる子」で空気感が異なってしまい,それがトラブルの原因になったのです。


ということで,原因は,わたしが子ども達の力を読み間違っていたことなんだなと気付きました。
簡単すぎる課題は,集団を緩ませ,パフォーマンスを下げます。


そして,同時に,なぜ子ども達の力を読み間違ったのか,その原因も考えました。
これも直ぐに分かりました。
今週は忙しすぎました。
帰宅は連日9時頃。しかも,学級のこと(例えば教材研究や提出物の評価)のためではなく,他のことに時間を使っていました。まあ学校の事情で仕方なかったのですが、でも、酷すぎました。
返却出来ていないレポートが溜まっていました。丸つけしていないテストも。
そうなっては,学級が乱れます。
反省です。


ということは,頭では分かっているので,直ぐに立て直すことができました。良かった良かった。


言い訳になってしまいますが,学級を経営する中で,絶対に緩ませないことは不可能だと思います。
だからこそ,緩みに気付けることが重要なのだと思います。よく言われることですけど,改めて実感しました。


あー,気付けて良かった良かった。


それにしても。
自分の学級のことに専念できるようにするには、学校全体がしっかりと落ち着いていることが必要です。
何となく矛盾も感じますが、でも、頑張るしかありません。