『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

でもね。

世の中には色々な人がいます。
『学び合い』に共感する方もいれば、そうじゃない方もいる。それで良いのだと思います。昨日、同僚の先生から、
「高橋先生、『学び合い』のこと教えてください」
と頼まれ、「ステップアップ」をお貸ししました。その方は、特別支援のスペシャリストです。特別支援関係の方って、多様な考えを受け入れることができる方が多いと感じます。
分かってくれる人は、必ずいるものです。


一方、ネット上で、『学び合い』に対する批判を目にしました。
もっともらしいことを言っています。なるほど、と思う人もいるかもしれません。
でもね。
じゃあ、その人が主張する方法で授業や学級経営をすればどうなるのでしょう。
わたしには、見えます。
そのクラスでは、一部の「先生のお気に入り」だけが生き生きと生活し、いじめが蔓延り、一部の子は学校や教師を恨むようになるでしょう。
それは、いわゆる学級崩壊のようなクラスでの話ではありません。
一見は上手くいっているように見えるクラス。
大部分の保護者さんからは評判のよいクラス。
管理職からの評価も高いクラス。
そういうクラスだからこそ、苦しむ子がでたり、いじめが起きたりするのです。


わたしには、見えちゃうんだから、仕方ありません。
できれば、わたしの勘違いで、その予想が大外れだったらよいのですが。
でもね、分かっちゃうんですよ。
教師の力が強すぎると、必ず学級に影ができますから。
必ず、です。
わたし自身も、非常に慎重に気を配っていることです。けれど、それが分からない人も多い。仕方ない、と思いつつ、非常に苦しくなります。