『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

経営者の視点

わたしがここ数年で分かったこと。それは、
「子供達にとって幸せなクラスを作るには、教師が『経営者としての視点』を持っていることが必須なのだ。」
ということ。


教材や話術を最優先する教師が多いのは承知しています。
教材も、詰まらないものよりは、面白いものの方がいい。
話術も、無い教師よりは、ある教師の方がいい。
でも、なくても何とかなるのです。足りなくても何とかなるのです。
けれど、学級を経営する上で絶対に必要なものは、経営者としての視点なんです。もちろん、それだけあれば万事オッケーではありませんよ。
でも、これがなくちゃどうしようもないのです。
わたしだって、「全員が掛け値なしにハッピーな学級を、俺なら絶対に作れる」だなんて言えません。教師の仕事は、そんなに甘いものではありませんから。
でも、経営者的な視点を持つことで、「不幸な子」を生みだす可能性はグッと下がるのです。


どんなに素晴らしい教材も、どんなに素晴らしい話術も、絶対に「不幸な子」を生み出すのは止められないのです。
逆に、教師が学級経営の視点をちゃんと持っていれば、素晴らしい教材や技術や役に立つのです。


経営者視点。経営者目線。これこそが最優先。大切だよなあ、これ。
と、一人でご満悦でっす。
あとは、わたしが現時点で考えている視点から、どんどん無駄なものを削っていくのがこれからの修行です。
来年度の課題だな。
これで、来年度も、モリモリ楽しんでいけそうです。