こんなことを書くと、自分のねじまがった性格を告白するようで恥ずかしいのですが。
夢や理想を追わず、かと言って現実に根差して悩むわけでもなく、ただ何となく仕事をしていると、自分が偉くなったような錯覚に陥ってしまいます。目標が無い時は、他者との繋がりに必要感が生まれないからかもしれません。
目の前の子供達を幸せにしたいと本気で考え、自分の語る夢や理想を実現したいと本気で願う時、自分の力量の無さに落ち込みます。自分がスーパー教師に成れないことに、罪悪感さえ持ってしまいます。
でも、自分がスーパー教師になることは絶対に無理だと分かっているからこそ、周囲の人々に素直に助けを求め、頭を下げ、感謝をし、誠実でありたいと思うことができます。
とは言いながら、もしも目の前に「何でも出来るスーパー教師になれる薬」があったら、飲んでしまうかもしれません。
自分の無能さを実感し、口惜しくなってばかりいます。