『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング
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nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


守ってくれない

「語り」のあれこれ

終業式の後、通知票を配付し、子供達が帰りの用意をしている様子をじっと見ていました。
冬休み直前ですから、やはり、ちょっと浮き足立っています。
そこで、
「全員、席に着きなさい。」
と指示を出し、さらに物音が完全に収まるまで待って、こんな話をしました。


「冬休み直前ですから、少々、落ち着きませんね。何度も話していることだけれど、大切なことなのでまた話すね。
今、落ち着きがない人が、帰り道も落ち着いているとは思えないよ。
俺はみんなの担任だから、少々、落ち着いていなくても許す。今、A君は先生を見ていない。でも、それくらいでA君を嫌いになったりしない。Bさんはふらふら動いている。そんなことで、だめな人だなんて思わない。
だって、俺はみんなの担任で、みんなのことが大好きだ。だから、嫌ったり攻撃したりなんて絶対にしない。逆に、みんなのことを守ってあげたい。助けてあげたい。


でもね、世の中は、あなた達のことを守ってくれる人ばかりじゃないよ。
帰り道、よそ見をしたり、フラフラしたりしながら歩いていたら、『キキーッ』『ドッカーン』『ピーポーピーポー』。
そう、車にひかれる。交通事故にあうよ。車は、落ち着いていない人を優しく許してなんかくれないんだから。
学校は、先生は、あなた達をできる限り守ってやりたいと思っている。でも、冬休み中は絶対に無理だぜ。自分の命は自分で守ってくれ。
冬休み中、絶対に事故に合わないで、怪我なんかしないでくれよ。
そして、1月8日。また元気な顔を見せてください。

じゃあ、あいさつをしよう。2学期で一番のあいさつをして帰ろう。
全員起立。」


もちろん、こんな言葉だけで子供達の安全確保が万全になるわけではありません。
わたしは、二つのことを意識して語りました。
一つは、「お前たちのことを大切に思っているよ」というメッセージ。
もう一つは、3学期に登校する時に極僅かでもいいので「楽しみ」を持って欲しいということ。これは、全員なんてありえません。2〜3名で十分なので「先生が言った通り、事故に合わず、怪我もせずに3学期を迎えられて良かった。」と思ってくれる子がいるといいなあ。


どうか、子供達が楽しい冬休みを過ごせますように。