『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

もちろん

わたしにとっては当たり前過ぎて、今まで書きませんでしたが、一応書いておきます。

 
わたしのクラスは日々成長しています。良いクラスです。でも、何も問題がないわけではありません。
だって『学び合い』の学校観で言うと「折り合いの付け方を学ぶことこそが、学校の役割」なんですから。対立や衝突がなければ折り合いの付け方なんて学べないでしょう?失敗を乗り越えなくちゃ成長しないでしょう?
だから、学級は色々あるべきなんです。あって普通というより、なかったら異常です。先月の仙南の会で、松下教授が「自立するから、対立が生じる」とおっしゃっていました。良い言葉ですよね。
 
わたしが自分のクラスの成長を感じるのは、問題を起こさない良い子の集まりになったからではありません。トラブルに弱かった子供達が、段々と逞しく育ってきたのが嬉しいのです。
『学び合い』は学級のトラブルをめちゃくちゃ見える化させます。『学び合い』の最初期は、従来なら休み時間にしか起きないような問題が、授業中に頻発しますよね?
だからこそ解決させやすいし、それによってクラスがハイスピードで形成されていくとも言えます。が、解決できないままだと、非常にキツいだろうな。
幸いにして、わたしのクラスはちょっとずつ解決し、ちょっとずつ成長を続けています。
 
でも、わたしのクラスもまだまだなんですよ。
正直なところ、今のクラスはわたしという存在があるからこそトラブルに負けない集団となっているように感じます。理想はわたしのことも、わたし以外の担任のことも必要としない集団まで成長させること。まだ先は長く遠い。まだ道のりは険しい。日々悩んでます。わたしなんてまだまだです。
 
 
でも、モチロンそれも楽しいんですけどね。