わたしは、現在の勤務校で「下から2番目」です。福島県は教員の平均年齢が50代だそうですから、30代後半のわたしでも、そういうことになります。ちなみに、わたしの下には20代の若者が一人。30代はわたしだけです。
そういう年齢構成ですから、わたしは中堅としての仕事をしつつ、若手としての仕事もしなければいけません。さらには、福島県では「経験年数16年目以降は、ベテランとみなすよ」ということになっているらしく、ベテランとしての仕事を求められることもあります。
ということで、若手としての役割から、ベテラン然とした仕事まで「何なのこの無茶振り!」と言いたくなることもあります。「俺、頑張ってるなあ」と思うこともあります。
でもね。
やっぱり50代の「本当のベテラン」の先生方には敵わない面が多々あります。わたしは授業研究やそれに類することに関することが好きですから、そこに関しては色々任されることが多いですし、楽しくやっています。けれど、他のこと、例えば行事の進め方だったり、低学年への言葉かけだったり、困っている同僚へのフォローだったり、そういった色々なことで
「ああ、敵わないなあ」
と感じます。
こういう感覚って大切ですよね。
自分の強みが分かれば、他者の強みも分かるようになるってことでしょうか。
そうなると、とっても働きやすいですよね。