『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

多様性を生かす

昨日は学習発表会の振替休業日。明けて、今日。『学び合い』を実践していて感じるのは、こういう「いつもと違う日」に抜群に落ち着いているんですよね、クラスが。今日も疲れている顔もありましたが、でも普通に勉強していました。

以前、こんな記事も書いています。

nao-taka.hatenablog.com

この時には、疲れていても勉強する理由を「オーラ」という面から説明していますね。あれから2年経って、もう一つ分かりました。それは、「多様性」です。

 

大きな行事の後、教員は大抵疲れています。私ももちろん疲れました。私は、誰の役割か曖昧な仕事は全部拾い集めるようにしていますから、文字通り「走り回って」いた一日です。その疲れは残っています。でも、児童が全員、私と同じくらい疲れているわけではありません。もちろん「疲れた!」「勉強なんて無理です」と言いたい子もいるでしょう。けれど、中には「いや、それほどでもないよ!?」という子だっているんですよ。もしかすると、「全然疲れてないよ」という子や「疲れているけれど、でも、それを言い訳にはしないぞ!」という子もいるんです。だから、こういう日は、大丈夫な子がトップランナーとなってくれます。今日はいつもと子供達の動きが違っていて面白かったですね。

 

学級には色々な子がいます。その日、その時に相対的に適した子の色が発揮されれば良いんだと思います。私のクラスのように十数名しかいないと苦しい時もあるのは事実ですけれど、でも、私一人でやるよりは十数倍安定するんだと思います。