「先生、校長室に行って許可をもらってきます」
と言うのです。で、実際に校長先生に「〇日の清掃の時間に、〇〇の掃除をさせて欲しい」とお願いに行きました。私は同席しませんでした。お任せ、です。(それを許して頂けることに感謝ですね。)
さらには、用務員さんにもお願いをしておくという周到さ。恐れ入りました。
「任せる」というのは、自由気まま好き勝手にやって良い、ということではありません。責任が伴います。任せられた仕事に対して、ちゃんと責任を持って行動できる人に育って欲しい。そう願います。
と言っても、こっちが子供達に責任を押し付けると「あなたが責任を取りたくないだけだろう!」と反発されるだけでしょう。反発する力も必要ですよね。例えば、ブラックな仕事に対しては、拒否できるのも大切ですから。
責任というのは、誰かから与えられる場合もあるでしょうけれど、本人の内側から湧き出てきた時にこそホンモノになるのではないでしょうか。私は、自分の経験上も子供達の姿からもそう感じます。
校長先生に許可をもらいに行く姿や、その後の掃除の姿からは、自分達の行動に責任を持てる集団になっているんだなあと感じました。
小学校4年生を侮ってはいけませんよね、やっぱり。