昨日、学級内でちょっとしたトラブルがありました。
下校時間間際だったこともあり、何となくもやもやした雰囲気のままで帰宅した当事者達。
私の気持ちも、もやもやとしたままでした。帰宅後も、
「明日は朝一で話し合う時間をとってあげようかな。でも、自分達でそういう時間を作れるようになって欲しいな。こっちがお膳立てしていちゃいけないよなあ。けれど、明日も色々あって忙しいし・・・。う~ん、悩むなあ。とりあえず、どうしたいかは聞こうかな。結論を出すのは子供達自身。押し付けることも、イライラした態度も絶対に慎まなくちゃ。『こういうことを成長の糧にしよう!』って笑顔で伝えよう」
なんて考えながら眠りました。
さて、一夜明けて今朝。
教室に入ると、その子達は笑顔。
トラブルは既に解決済みでした。
嬉しい反面、情けないなあと思いました。
「子供集団の有能さを信じる」とか「このクラスは日本一になる」とか言っておきながら、心のどこかで自分が力を貸さないと解決できないんじゃないかと考えていた自分に気づきました。本当に情けない。本当に恥ずかしい。
朝から涙が出ました。
その後はまた、じわじわと嬉しさが込み上げてきました。
教え子が自分の想定を超えた行動をしてくれるというのは、教員として最大の幸せですね。