『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

繰り返す。

今日の4時間目、社会科の学習がちょっと「う~ん」といった感じでした。

福島県の地理の学習なのですが、「調べている」というより「地図の塗り絵大会」のようになっていたのです。例えば、「福島県の土地の使われ方」を調べていてもそれについて質問したり、説明しあったりする姿はなく、色分けして塗っているだけ。他にも、「福島県の交通」を調べているといっても、国道や高速道路の名前が子供達の会話から聞こえてこない。ただただ地図に線を書いているだけ。

聞こえるのは「これって、どこ見れば分かる?」というような閉じた質問ばかり。

それに気付いたので、子供達に

福島県の土地の使われ方は?と聞かれたら、ちゃんと言葉で答えられるようになってね。福島県の土地は、こんな感じに使われているよ。この地域は、こう使われていて、で、この地域はこんな感じで。そう答えられるかな?

それに、交通のことだったら、福島県にある高速道路っていくつ?とかさ。他にも、人口の多い市はどこで、どこにあってとか、スキー場はどこに多くてとか。説明できる?説明できるようになってね。

塗り絵しているだけじゃ、勉強じゃないからね」

と言いました。

こういう話、単元の最初にはしているのです。が、まあ、忘れちゃいますよね。だって社会なんて週に2~3回しかやらないんですから。もちろん、覚えている子もいますが、だからと言って必ずしも全体に広がるわけじゃないと思います。覚えている子が広めやすくなるためにも、「あれ?」という時にはもう一度、繰り返すようにしています。

 

それはまあ良いとして。

最後の一言はちょっと嫌味だなあと思います。ついつい、こういう余計なことを言っちゃうんです、私。反省です。