『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

自由

今日は、とある小学校の研究公開に行ってきました。
久しぶりに「正統派」の授業をじっくりと参観しました。普段は自分のクラスの『学び合い』ばっかり見ているので、逆に新鮮でしたね。感覚が麻痺しているだなあ。


さて、授業の感想は。
もしかすると、ちょっと失礼な言い方かもしれませんが。
今日の授業は、本当に授業者の方がやりたいことなのかなあ。もっと違う授業をやりたいんじゃないかなあ。
そんなことを感じながら参観しました。
例えば。わたしが見た授業はどちらも「まとめ」がありませんでした。事後研で、意図的にまとめをしていないということが分かりました。でも、参観者から
「まとめはしないのか?」
という質問がありました。わたしだったら、
「しませんね。あははは。」
と笑ってごまかせますが、研究校の教科主任クラスとなればそうはいきません。苦しそうに応えていました。そうですよね、だって分からない人には分からないですから、説明しようがありません。
たかだか「まとめ」だけでもそうなんですからね。本当に大変ですよ。
他の面でも、「伝統的に『良い』と言われていること」は外せないけれど、でも、新しいことにチャレンジしているんだなあ。という思いが感じられました。そして、それは、わたしと同じ「日本の授業の有り様を変えたい」なのかもしれません。


わたしの勘違いかもしれませんけれどね。


公立校って、やっぱり自由です。わたしは結構、やりたいことを、やりたいようにやれているのかもな。そんなことを考えました。