『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

大失敗

先日、Facebookに書いたこの記事
「今日、子供達への向き合い方で、大きな大きな失敗をしました。
まだまだ青い。
まだまだ甘い。」
有難いことに、もう少し詳しく教えろというリクエストを頂きましたので、ご説明します。


最近、学級の中で「ちょっと冷たい行動」を2〜3見ました。
そういうのって、学級が乱れ始める前兆。なので、すぐに指導をしました。
けれど、指導をしつつ、何となく釈然としない思いがありました。なんで友達に対して、あんなこと言ったのかなあ。あんな表情したのかなあ。と悩んでいると・・・。
すぐに分かりました。
冷たかったのは、わたしです。ちょっと仕事が立て込んでいて、最近は、学級にプラスのオーラをふりかけていませんでした。
笑顔が少なかったなあ。褒めたりなかったなあ。
そんな時は、それを素直に認め、仕切り直しをするしかありません。気づいた瞬間から、スイッチを入れ替えました。
すると、効果覿面。学級のトゲがみるみる弱まっていきました。


若い頃と比べて、子供たちからあまり「好かれない」のは自覚しています。
そこに居るだけで子供達が寄ってきた時期は過ぎました。20代の頃は、丸付けをしている最中にふと顔を上げると、ズラーッと子供達に囲まれていたものですが、今では寄ってきても全員ってことは無いかな。子供達との距離感は、どんどん広がっているように思います。
でも、わたしが学級に与える影響力は、弱まっていくどころか、年齢と共に増している面もあるのかもしれません。


担任の影響力の強さを低く見積もり過ぎていたなあ。子供達の感受性を甘く見ていたなあ。
そのせいで、子供達を苦しめちゃったなあ。
さらには、それを子供達へ責任転嫁していたな。というのが、最大の失敗ですね。