『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

おにぎりの会、終了

あんなに大勢の方に話を聞いて頂き、感激でした。基本的に目立ちたがり屋なので。
参加者数は何名だったのでしょうか?60名って本当だったのでしょうか?
西川先生の前で『学び合い』について語るというのは、大きなプレッシャーだったのですが、場の力を借りて、楽しく語ることができました。ありがとうございました。


反省点としては、話の焦点が絞りきれていませんでしたね。
「入門編」の話は、わたしには不得意なんだなあと改めて感じました。


もしかすると、参加者の方もこれを読んで下さるかもしれないので、補足を書いておきますね。

  1. 課題やテストの点数のことで悩んでいた方へ。課題作りの本も、学力向上の本も、西川先生がちゃんと書いて下さっています。まずはそれを読んでみてくださいね。
  2. 削る、という話を何人かの方にしました。『学び合い』が安定して継続するか否かは、削れるかどうかにかかっています。なぜなら、口では「みんななら出来るよ」と言っているのに先生がいつまでも「お助け」をしているという矛盾によって、トップランナーに見限られるからです。頑張って削ってください。「みんななら、マグネットが無くても、友達の状況を見られるよ!」「みんななら、先生以上に友達の良い意見を見つけられるよ!」そう信じて任せた時、集団は成長します。
  3. 任せたのに結果が出なかった時は、それは教師が「握ってない」のです。ここで言う握ってないとは、子供達が「あー、こういうことが出来ればいいのね」と分かっていない時です。教師が求めるモノが曖昧で不明瞭だと、子供達は何となく勉強して終わってしまいます。『学び合い』の課題は「何でもいい」とも言えます。どんな課題でも学び合うことはできますから。けれど、結果を出させるには、結果に繋がる課題を出さないといけません。


こうして読み返しても、伝えるのが下手だなあと思います。
でもね。分かって頂きたいのは、教師が大切だと思っていることの多くは、そんなに大切じゃないんだってこと。いくらでも削れるんです。そして、その方が子供達は学びやすいんです。
「削っても、(本当は、削ったから、なんですけど。)子供達は学べるのだ」ということだけは、伝わっているといいなあ。


皆様、ありがとうございました。