『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

言葉が人を作る

この仕事をしていると、言葉が人を作るなあと感じます。言霊、と言ってもいいかも。


まあ、こんな教師は実在しないと思いますが、もしも、万が一
「このクラスは駄目だ。絶対に問題を起こす。絶対に。」
なんてことを言う教師が居たら、そのクラスは本当に問題が起きるでしょう。
で、その教師は言うでしょう、
「ほら、それ見たことか。やっぱりそうだ。」
ってね。
でも、それって、誰が問題を起こしたのでしょうか。そのクラスで問題が起きることを「待ち望んでいた」のは誰でしょうか・・・。


また、もしもこんな教師が居たとします。
「このクラスはやる気のある子や、学力の高い子がいない。高橋の言うトップランナーになれる子が居ない。だから、『学び合い』が上手くいかないんだよね。」
多分、そのクラスは『学び合い』が成立しないでしょうね。
で、その教師は言うのかも。
「やっぱりそうだ。」
って。
でも、そのクラスで『学び合い』が成立しないことを考えて行動していたのは誰でしょうか・・・。


ま、そんな教師は居ないと思いますけれど^ ^



そして、こんな教師が居たとします。
「良い子達に出会えたなあ。この子達は素晴らしい!この子達は出来る!問題が起きないクラスはないけれど、でも、この子達なら乗り越えられるし、きっと素晴らしいクラスができるよ!」
さて、この教師のクラスは、どんなクラスになるでしょうね。


言葉って大切だと思います。
言葉が人を作るという側面って、絶対にあると思うのです。