『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

潮目が変わったな

今年になってから、友人や知人から
「今度、『学び合い』をやりたいから、ちょっと教えてくれよ。」
といった類の連絡が複数届いています。
ネット上で知り合った方から質問を受けることは、今まで何度かありました。
また、同僚のような極近い方々に手ほどきをしたことはあります。
けれど、数年会っていない距離感の友人・知人からの問い合わせというのは、今までありませんでした。


現在のところ、4〜5人からメール、電話、人伝の話といった色々な形で連絡が来ています。
なんとなく、流れが変わってきたのかな?なんて感じちゃいますねえ。


となると、考えなくてはいけないことが増えます。
先日、ある方から
「高橋の話は、『学び合い』をやっていて悩んだり、迷ったりした時に、解決のヒントになる」
といった趣旨のお言葉を頂戴しました。非常に嬉しい言葉でした。わたしの強みは、「突き詰めたい人と通じ合えること」なのかもしれません。みゆき会のコンセプト自体が「分かる奴だけ分かれば良い」いや、むしろ「そう簡単に分かられてたまるか!」ですから。
けれど、潮目が変わってきた現在、それだけじゃなくて、違うチャンネルも持っているようにしたいと思い始めました。つまり、「これから始める人向けのチャンネル」です。
今のわたしには、そのチャンネルはありません。どうしようかなあ。


アイディアとしては『学び合い』学級の1年という形でまとめたいと思っています。
高橋の学級が、どんな一年を過ごすのかを、日記風?物語風?本当は漫画で!描きたいのです。
4月にどんなスタートを切るのか。5月になるとどうなっているのか。2学期は?3学期は?各行事の時は?それを「架空のクラス」という形ではありますが、実際に高橋がやっていること・高橋学級で起きたことを素材にして書いたら、分かりやすいと思うんですけれど。
また、『学び合い』で小学校生活を過ごした子達が、中学校でどう生かしているのか、何に悩んでいるのかも書けたらいいなと思っています。(これを読んでいるS町立S中学校の皆さん、というわけで中学校の様子を知りたいから、今度、協力してね。4月か5月になるかもしれないけれど。)可能なら、保護者さんのことも書きたいなあ。
けれど、他の地域の方が、これと似たコンセプトの本を書いているみたいなんですよね。被らないように、売りを考えなくちゃね。


さてさて。
というわけで、絶対に時代の潮目は変わってきました。
わたしは、『学び合い』を広めるということにはかなり慎重ですし、苦手でもあります。『学び合い』の魅力をよく分かっているからこそ、その難しさも知っていますからね。
でも、今後は「アクティブ・ラーニング」というものが広まっていくのは間違いないし、そうなったら良いとも思っています。広がりを止めるつもりは毛頭ありませんし、もしも止めようと思っても無理でしょう。だったら、可能な限り良いものが広まって欲しい!


そのために、自分をもっと磨いておきたいと思います。