『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

優しさ

子供達に時々言います。
「『全員が100点とりましょう。あ、でも、◯◯君には無理だから、あなたはとれなくていいよ』って言う先生がいたら、かなり嫌じゃない??」
「『レポートを書きましょう。あ、でも、◯◯さんには書けるはずがないから、書かなくていいよ』って言って欲しいの?俺はそんな先生に成りたくないよ?」
「100点とれるでしょ?とれないの?そりゃあ、人間、完璧じゃないから100点とれないことがあってもいいよ。でも、絶対無理じゃないでしょ?もしも100点とった時、『おい、◯◯、なんでお前が100点なんだ!?どうしたんだ?カンニングでもしたのか?』なんて先生がいたら最悪でしょう?俺は、お前たちの誰もが100点とれると本気で思っているよ。誰がとっても驚かないよ。だから、とってね?」
なんて感じのことを。



「できなくていいよ」というのは優しさとは思えません。
「できるでしょ?だから、やってね」というのが、教師の優しさだし、教師の仕事なのだと思います。