毎週末は、作文の宿題を出しています。(そういうところは、長い物に巻かれる道を選んでいます。)
先週のテーマは、「学級のじまん」でした。
それを読みながら、改めて感じました。子供達は担任の色に染まります。恐ろしいほどに染まります。
作文が、見事にわたし色です。
多分、ウチのクラスが書いた作文を読んだ人のほとんどは、「担任が強い意図をもって、同じような作文を書くように指導したのだ」と誤解をするかもしれません。
でも、実際は、宿題として家でそれぞれが書いてきたものです。それなのに同じような「じまん」を書きます。
よく読めば、それぞれの個性が色濃く出ているのですけれど、でも、大筋で共通しているのです。
ということは、子供達の中で「このクラスは、こういうクラスなのだ」という共通認識ができているということなんだろうな。
そう感じながら読んでいました。
そして、それが生まれたのは、間違いなくわたしの「ビジョン」であり、わたしの語りだと思います。わたしが語っている方向へと集団が向かっていることが分かります。
教師の仕事って恐ろしいなあと、心の底から思います。