『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

民主的な学級経営

わたしは、『学び合い』に出会う前からずっと、学校が民主主義になれば良いのにと思っていました。
わたしがそう感じる原因は多々ありますが、例えば「意図的指名」というものが嫌いです。誰にでも「表現の自由」があるはずなのに、教師の「お気に入り」しか意思表示が許されないのです。
また、せっかく発言しても、それに価値がないと教師が判断すれば、
「Aさんの意見はBさんのと似ているから、ここに入っているってことでいいよね?」
なんて言われ、板書してもらえないことも多々あります。


こんな非民主的な行為が「教師の技術」の一つとされている時点で、学校という場が民主主義に反する証拠だと、わたしには感じられます。
西川先生の言葉を借りるなら、「学校は封建制度のまま」なんですよね。


けれど、そう感じながら、「じゃあ、どうするのか」が分かりませんでした。
でも、『学び合い』を続けていく中で、やっと民主的な学級経営を行うための道筋が見えてきました。
今のわたしの教室が完璧に民主的かと問われると、まだ自信がありません。まだまだ教師の(つまり、わたしの)意志が色濃く反映しすぎているようにも感じます。一方で、教師は学級の管理者として、ぶれずに方針を示す必要性も感じています。この辺りを融合させることが、今後の課題です。