『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

連休明け

今日は3連休明けですね。
何度も同じようなことを書いていますが、私はこう言う日には「今日は連休明けだから、勉強に集中できなくていいよ」という態度を取らないように、もしくはそう勘違いされないように注意を払っています。
冬休みが終わり、1日だけ登校して、また3連休。「だったら、冬休みの入りを一日遅らせて、冬休みと連休をくっつければいいのに!」と言いたくなりますが、まあ、そうなってないものは仕方ありません。
というか、調子なんて人ぞれぞれ。もちろん、生活リズムが崩れていて、眠かったり怠かったりする子がいるのは予想がつきます。でも、中には「休み中にはずっと家にいてつまらなかった。早く学校に行きたい!」と感じていて勉強する気満々の子もいるかもしれません。もしも私が「今日は連休明けだから、勉強に集中できなくていいよ」という態度をとったり、そんな発言をしたりしたら、そういう学校を楽しみにしていた子が「なんだ。俺は勉強したいって思っていたのに、先生は『勉強しなくていい』って言うのかよ。先生は俺の気持ちなんてどうでもいいんだな」と感じてしまう恐れはないでしょうか。私は怖いです。

多くの方はこんな馬鹿げたことは考えないのでしょうね(笑)

私は心配性というか、少数派というか、馬鹿というか。こんなことを考えてしまうのですよ(^◇^;)
もちろん、優秀な先生は学級の児童生徒の心情を100%完璧に把握できているのでしょうから、「そんな子はウチのクラスにはいないよ」と言い切れるのかもしれません。でも、私には無理です。もしかしたら、そういう子もいるかも知れないと考えてしまいます。それに私が想像もできない他の理由で「勉強に集中しなくてもいいよ」と言って欲しくない子がいるかも知れません。勉強を頑張りたい子に見限られたら、勉強を頑張るクラスは作れません。それを恐れるのです。
無論、中には「勉強どころじゃない」状態の子もいるでしょう。そういう子が学校を休んだり、保健室に行ったり、学校以外の場所に行ったりすることに関しては、私は咎めません。(勤務校の養護教諭はそのあたりの勘所を押さえるのが上手い方なので、非常に助けていただいています)子供達の居場所は多様な方が良いでしょう。だからこそ、余計に学校では「勉強しようぜ〜!」と求めていくべきだと思うんです。休み明けでも、休み明けじゃなくても、いつでも変わらずに。

ということで、今日は朝一で言うでしょう。
「こういう日だけれど、むしろ、こういう日だからこそ、自分の力を発揮してしっかり勉強しようぜ。こういう時に手を抜くと、仲間は見ているよ」
って。人は人をちゃんと見ています。手を抜く姿を仲間に見せると、損です。学級には「手抜きを許さない」雰囲気も必要でしょう。(だからこそ、昨日のエントリーで書いたように、マイナスに目を向けてそれを言葉にする存在も学級に不可欠だと思っています)もちろん本調子じゃない子もいるでしょう。だから、叱責するつもりはありません。
でも、ファイトだ〜!と求めることは必要だと思っています。

もちろん、俺もファイトだ〜!!!!3連休明けだからって、仕事をしなくていいなんて言わないよ、絶対に〜!今週はめちゃくちゃ忙しいんです。本当にファイトだ俺!!