先日、様々な方の「授業研究のまとめ」を拝見する機会がありました。様々な方が様々な方法を試し、どれも「成果があった」とまとめられていました。なるほど、その通りなのでしょう。きっと、どの方法も正しいのだと思います。
とは言いながら、「何でもアリは何にもナシ」です。授業をする以上、様々な方法の中からどれかを選ばなければいけません。
じゃあ、どれを選ぶの?
と考えるのが一般的かもしれません。でも、私はそこで
じゃあ、誰が選ぶの?
と考えたいのです。「教員が選ぶべき」と考えるか、「学習者本人が選ぶべき」と考えるか。そこが私が授業を見る時の一つの基準になっています。
私は、できるだけ「学習者本人が選ぶべき」だと考えています。可能な限りそれを増やしたいのです。それこそが、「主体的な学び」「能動的な学び」だと思うからです。