『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

がんばれー!

昨日は「4年生最後のお楽しみ会」でした。
内容決定から進行まで、すべてお任せでした。もちろん、助言はします。今回の助言は「あなたたちなら、何をやっても楽しめるから大丈夫」と一言。これ、助言なのか!?まあ、良しとしましょう。

 

で、内容はドッジボールとリレー。当日まで私も知りませんでした。どうやら「最近やっていないこと」という基準で決まったようです。いつどんな準備をしていたのか分かりませんが、大人の目から見るとちょっと不思議な進行なんだけれど、でも、何の滞りもなくユルユルと進行していきました。

 

ハイライトは、最後のリレー。紅白の2チームに分かれて走ります。
その終盤。残念ながら、白組が大幅リードとなってしまいました。残る走者は2名ずつ。逆転は不可能そうです。ちょっと諦め気味の紅組走者。すると、ひときわ大きな声で紅組への声援が響きました。

「○○ちゃん!がんばれーーーーー!しっかり手を振るんだ!!!」

声の主は白組のアンカー。自分が走る直前に、相手チームを応援しているのです。でも、白組のアンカーは、バトンを受けると全力疾走。さらにリードを広げてゴールしました。その全力具合も含めて、かっこいいなー。
やや遅れて、紅組もゴール。もちろん、紅白両方の大声援に迎えられてのゴールでした。
その後、閉会式。大人の感覚と違うよなーと思うのは、紅白対抗だったのに「結果発表」はないのです。まあ、そうなんですよね。必要ないですから。


敵味方関係なく応援するのも、結果に拘らないのも、このクラスらしいなあって思います。見ているこっちも本当に「お楽しみ」の時間でした。ちなみに私は、本当に何もせず(開会式・閉会式に「先生のお話」はありましたが)、後は写真を撮っているだけでした。あまりにも楽しそうなので、写真は印刷して、保護者さんに配ろうかなと思います。私だけ見ているのは、申し訳ないくらい楽しそうなんですもん。