『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ちょっと不安

今日ですべての授業が終わりました。
思っていたとおり、粛々と勉強をして終わりました。というか、事情があって一校時目開始ぎりぎりに教室に入ったら、もう勉強が始まっていて、あとも淡々と勉強をして、6校時目まで過ぎていきました。やっぱり、このクラスは「勉強するクラス」なんです。
勉強するクラスは強いです。学校は勉強する場所ですから、勉強するのが一番安定するというのが私の考え。それが軸としてなくちゃいけない。もちろん、他のことも必要だと思います。楽しいことがあってもいい。というか、あった方がいい。でも、それも「勉強」がちゃんとあった上のことです。

 

なんて偉そうに書いていますが、今日のクラスには「ちょっとした不安」が存在しています。子ども達の言葉や文章に

  • もし、来年も学び合いができるとするなら、もっと力をのばしたい。
  • 来年は学び合いじゃなくても、休み時間を使って教え合えばいい。

なんて言葉がたくさん出てきます。福島県では2年で担任が変わることが多いため、『学び合い』を続けられるかどうかという不安があるみたい。そうかあ、そうだよなあ。・・・本当に申し訳ないなあ。

 

だから、こんなことを話しました。

  • 実は、俺も不安。だって、4月から違うクラスを担任したら『学び合い』のことを一から教えなくちゃいけない。「えー!?自分達で勉強するなんて無理!」って言う人に「大丈夫だよ」と教えなくちゃいけない。お家の人にも「こんな先生で大丈夫かしら?」って思われるでしょう?辛いんだよ、結構。でも、まあ、大丈夫だと思っているよ。きっと分かってもらえる。そう思っている。みんなだって大丈夫さ。みんななら、来年も絶対に大丈夫。どんな勉強だってできるよ。ただね、唯一心配なのは、怪我。こういう落ち着きのない時期は怪我だけはしないように、本当に気をつけて。

 

不安が消えたかどうかは分かりませんが、でも、本音を伝えました。私の教え子は、みな、同志ですから、嘘で誤魔化す気にはなれなかったのです。『学び合い』が広がって欲しい。子ども達はそう願っているようです。また、その願いを叶えるために、精一杯の努力をしてくれました。私はそれに応えなくてはいけません。
できるかなあ。。。。。。ちょっと不安です。