『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ないモノ

来年度に向けて、今年度の実践についてあれこれ反省をする時期かと思います。私も、今年度のクラスの何が良くて、どこはもっと伸ばせたのか。自分が何をやれて、何ができなくて、何をやらない方が良かったのか。そんなことを考えています。

 

今年度、私が自分の実践を見つめ直す上で非常に大きなヒントをいただけたのが、学芸大の渡辺先生の言葉です。「授業づくりネットワークNo.21」誌に掲載されている「参観記」にもその一部が載っています。

授業づくりネットワークNo.21―インクルーシブ教育。

授業づくりネットワークNo.21―インクルーシブ教育。

 

 その記事の中で、渡辺先生が「なぜ高橋学級の児童が自律的に学ぶのか」を解き明かすヒントを書いてくださいました。多分、他の誰よりも「あああ!」と膝を打ったのが私自身です。無意識にやっていることを、ちゃんと言語化していただいて、感謝感激でした。また、参観当日も、高橋学級の児童を指して「つながりに飢えていない」と評していただきました。これも、非常に嬉しい評価でした。
同時に、高橋の自己分析や説明を「乱暴」「それじゃ多くの人には伝わらない」とズバリ言われてしまいました(笑)。初対面なのに!でも、同い年なので、大歓迎ですけれど。渡辺さんとはもう一度ゆっくりお話しなくちゃいけないと思っています。私に欠けている「知性」をお持ちの方ですから。

雑誌に載るとか、本を書くとか、発表をするとか、そういうことで楽しいのは、自分にないモノを持っている方に出会えることですね。自分が外にでることで、日常では得られない接点が持てるって素敵です。そのためにも、自分の実践を磨かなくてはいけませんねー。外に出るに足る実践をしなくては。

そのためにも、しっかりと準備をしようと思います。