昨日は1学期の終業式でした。
朝、教室に入って、宿題の「作文」にざっと目を通していたら、ものすごい作品を見つけました。1学期の振り返りの作文です。その子が、どんな思いで1学期に学校に通っていたのかが、ありありと伝わってくる作文でした。このクラスとその子がどれだけ頑張ったのかが分かる作文でした。
最初は、嬉しく思いました。
でも、ジワジワと情けなさが湧いてきました、
その子が、そんな熱い思いで学校に通っていたことを、私は気付いていませんでした。楽しそうなのは分かっていましたが、でも、これほどまでとは知らなかったのです。
その子の熱い思いに気付けなかったということは、もし、その子が悲しい思いをしていも気付けないということです。
やっぱり私なんて、力の無い、情けない教員なのです。
自分の駄目さを理解して、それでも子供達の幸せをあきらめない。そのために何ができるかを、夏休み中も考え続けていきたいと思います。