『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

カリキュラム・マネジメントとは

今日は、仙台市内の大きな書店に行ってみました。
目的は、「学びのカリキュラム・マネジメント」が並んでいるかどうかを確認すること。すると、ちゃんと並んでいましたよ!しかも平積みで、残りは3冊。
おお!と思っていると、目の前でお一人お買い上げ。
ありがたや、ありがたや。


本書ではカリキュラム マネジメトという言葉を「学習内容の組織的配列」という意味で使っています。(p32より)

授業を充実させようと考えた時、多くの場合は「新しい指導法」や「高度な学習方法」を取り入れようとするでしょう。もちろん、そういったアプローチを否定するつもりはありません。けれど、それは、いわば授業研究の底なし沼にはまっていくようなものだと、私は感じます。
それよりも、「学習内容の配列」を工夫することによって、無理なく授業の質を高めていけますよ、というのが本書の主張の一つです。そして、その時に軸となるのが「書く」という活動。

世の中には、複数教科の関連を図った授業はたくさんあることでしょう。「合科」とか「クロスカリキュラム」なんて言葉もありますからね。でも、みゆき会の実践は、「日常的であること」と「量が圧倒的であること」にかけては、群を抜いていると自負しています。それゆえに、効力も高い自信があります。
こういったことが可能になったのは、書く活動を軸にして、学習内容の関連を図っているから。つまり、学びのカリキュラム・マネジメントとは、日々の授業を充実させるための考え方なのです。しかも、無理なく、圧倒的に。

 

特に若い先生方には、学びのカリキュラム・マネジメントの考え方を知っていただき、日々の授業をより充実させていって欲しいと願います。