『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

宿泊活動の準備

今日は、2学期に実施する宿泊活動の準備。
ウチの若手のホープO先生と、日程の確認&「しおり」の見直しをしました。

その時にO先生と話をしたのが「こちらが持っている情報は、全て子供達に伝える」ということ。
ものすごく簡単で当たり前のことなのですが、例えば、何時からどこでどんな活動をするのかがしおりに書いてあれば、子供達はそれを見て行動します。でも、それが書いていなければ、子供達は教員に質問します。その時、逐一質問に答えられれば良いのかもしれませんが、私は質問が多くなると(後でまとめて連絡しよう)と考え、「それについては後から連絡するから待ってね」と答えてしまいがち。そうなると、子供達がどんどん「待ち」の状態になっていくように感じるのです。
ということで、「可能な限り、児童が質問しなくても済むようなしおりにしよう」と話し合って、O先生と「宿泊活動のしおり」の見直しを行いました。

 

もう一つ。
「課題の提示」と「責任」についても話をしました。
野外炊飯を行うのですが、その事前指導としてどんな指導をするのか、どんな説明をするのか、という話です。
「課題の提示」と言っても、それは「美味しいカレーを作る」とか「生にならないようにする」ということではありません(笑)。そんなことはわざわざ提示しなくても、子供達は「まずいカレーを作ろう」なんて考えていませんからね。じゃあ「課題の提示」ってどういうことなの?という話です。これについては、上手く言語化できないので、もしも知りたい方がいらしたら、フォーラムの時にでも直接聞いてください。ただ、私にとっては自動化されていうことなので、忘れちゃうかもしれませんが(笑)。

 

そう考えると、若い先生と話をするのは、自分の中で自動化されていることをもう一度考え直す機会であり、「教えているようで、結局は自分が学んでいる」ということなんだよなあと、改めて感じますね。