『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

公平性

昨日のエントリーみたいな内容って、受けが悪いのですよね。
「日本一のクラス」みたいなこと書くと、嫌がられるみたいです(笑)。
すみません、嫌な奴で。

 

私は、そういう「無茶なこと」を本気で求めるのが好きなんです。
全員が達成できるような課題は出したくありません。
私が全員達成を求めるのは、最初だけです。

レベルが低い課題は、「もう分かっている子」「すぐに分かる子」「勉強して分かるようになる子」「やっても分からない子」に分かれます。もう分かっている子は、考えません。学びません。つまらない。
教える役があるとも思えません。苦手な子に教え得るのは、そういう子じゃありませんから。

だったら、「誰も分からない」課題の方がよっぽど公平に感じます。全員が考える、という面では
もちろん、それだと分からないままの子がでるかもしれません。でも、いいじゃん、と思ってしまいます。というか、だったら全員が分からないのが公平だ!

だから、私が与える課題は「日本一のクラスになろう」なんです。
日本一のクラスになる方法なんて、誰も分からない。

1位がいれば、2位もいる。だから良くない!って言われたこともあります。
けれど、いいじゃないですか。自称日本一なんですから、日本一のクラスがいくらあってもいいんですよ。競争しているわけじゃない。
「俺たち、日本一だぜ!」って言えるクラスが日本中にあったら素敵だと思うんですよね。