『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

ルールを守る

私の学級は比較的「自由」な学級だと思いますが、でも、私自身は規律は必要だと思っていますし、ルールを守ることは大切だと子供達にも語っています。一方で、ルールの大切さをどんなに力説しても、それによって子供達がルールを守るようになるわけがないと感じます。

  • ルールは少ない方がいい。
  • ルールがなぜ必要なのかを考えさせるといい。
  • ルールは子供達自身が作る方がいい。
  • ルールは明示しておくべき。

といった、「良い方法」も色々と思い付くし、それなりに工夫して指導はしていますが、でも、どんなに私が手を尽くしても、それだけじゃなかなか規律って生まれません。
じゃあ、何が必要か。私は「その集団が好きかどうか」だと思うんです。

  • 学級が好きじゃなくちゃ、学級のルールは守らない。
  • 学校が好きじゃなくちゃ、学校のルールは守らない。

と感じることが最近、続いています。
もう少し付け加えると、仲間が守っているルールなら、自然と守るのだなあと。
「仲間」というのがポイント。
だから、集団の中で仲間だと実感できる存在が必要だし、そのためにも、その集団を好きじゃなきゃいけないんだと思うんです。