『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

弱点

昨日のセミナーを振り返って、冷静に考えてみた。
すると、自分の弱点がくっきり浮かび上がってくる。まあ、分かっていたとも言えるし、分かっていなかったとも言えることだけれど。


私は、まだまだ発信チャンネルが「狭い」。

昨日の私の話は、「とても面白かった」と言ってくれた方もいたけれど、でも、一方で「よく分からん」「役に立たん」と(言わないけれど)思った方もいたはずだ。私自身が話しながらよくよく感じたことだ。
これは「俺の話が分からない人は程度が低い!」なんてことではない。逆に「昨日は基本的な話をしたから、ベテランの方にはつまらなかったかも」なんてことでもない。そういういわゆる「レベルが高い・低い」という話ではなく、私の発信をもっと「幅広く」しなければいけないと感じたのだ。

 

最近、初めて会う方から「ブログ、読んでいます」と言ってもらうことが増えた。
これは非常にありがたいし、素直に嬉しい。「もっと褒めて(ハート)!」と思う。
一方で、今までの発信チャンネルは狭すぎたなあとも思う。今までは基本的に『学び合い』実践者を対象に、しかも、私がどんな人間かある程度分かっている方を想定してブログを書いていた。ちょっと内輪ネタ・楽屋落ち的な話もしてきた。
つまりは「分かる人にだけ分かればいい」というスタンスだ。それでも読んでくださっている方々は、多分、どこか変わった人だ。(そう、今、これを読んでくださっているあなたは、ちょっと変態でしょ?(笑))

けれど、昨日のセミナーには「みゆき会」と初対面の方も多かった。Facebook等で繋がっていない方も多かった。(あ、早速申請して下さった皆様、ありがとうございます。)となると、この「分かる人にだけ分かればいい」というスタンスではまずい。まあ、ブログはそれでもある程度は許されるだろう。話が合わないなら、「戻る」ボタンを押してもらうだけだ。でも、セミナーの場合は「あれ?話が合わない?じゃあ、御帰りくださいね」というわけにはいかない。早退する方がいても一向に構わないが、参加費や移動費用、そして何より時間や労力はお返しすることができない。

昨日の話は、一応「はじめましての人」のことも頭にはあった。けれど、大筋は「なおたかを知っている人」向けの話だったと思う。あんなに「はじめまして」の方が参加してくださるとは想定していなかったのだ。
これからの私には、何の予備知識もない人に伝える力が必要なのだ。それを意識しないなら、参加者をもっと絞って募集をするべきだろう。しかしながら、わざわざ本を出したり、同志や企業さんに協力していただいてセミナーを開催したりするなら、「絞って」というのはおかしな話。

なおたかのめあて。
もっと発信チャンネルを広くしなければならぬのじゃあ!


じゃあ、どうすればいいの?!?
うむむ。


もちろん、昨日は昨日でベストは尽くしたけれど。でも、まだまだだのう。