『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

見立てと見切り発車

私は「直感が当たる」ことが度々あります。子供達の様子を見て、何かおかしなところを感じ取ったり、見つけたりすることができます。けっこう当たるんです。が、これが落とし穴にもなるなあと考えています。だって、100%ってことはありませんからね。
「こうだろうな」なんて決めつけが大外れってことも少なくありません。


子供達を指導する上で、ある程度の見立てを持っておくことは、有効な場合も多々ありました。

「この子がこの問題を解けないのは、思いも寄らないことが原因かもな」

「この子が泣いている原因は、あれかもしれないな」

「この子は『友達に悪口を言われた』と言って怒っているけれど、根本的な原因はもっと根深いところにありそうだぞ」

そう考えてさらによく見たり聞いたりすることで、子供達に有効な指導ができる場合もあります。

 

一方、

「この子はこんな指導をすればできるようになるだろう」

「この子はこういったら泣き止むだろ」

「この子は、こういう原因で怒っているんだよね、きっと」

なんて感じで見切り発車の指導をして、空振りしたことも何度もあります。

こんな見当違いの大空振りは、児童や保護者の信頼を損なうだけではなく、傷つけることにも成り得ます。

 

慢心鼻を弾かる、だよなあ。ということで、自分への戒めとして書いておきます。