『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

片目をつむって

20代の頃には「正しい答え」があると信じていました。正しい指導方法があり、正しい学級経営の仕方があり、正しい授業がある、そんな風に考え、正しいモノを探していました。

また、初任者の頃は、私以外の先輩方は皆んな正しい答えを持っていて、私だけが知らないのだと感じていました。それが悲しく、苦しく、恥ずかしく、必死に学んだものです。まあ、その学びが今に生かされているかどうかは分かりませんが。

 

今は、答えなんてないし、人の数だけ正しさがあるのだと思っています。

 

が、時々「若さ」に触れる中で思い出してしまいます。

本当は今でも思っているんです。「人の数だけ正しさがある」というのは、逃げです。本心では「そんなの大間違いだろう!」と感じていることが山ほどあるんです。でも、片目をつむっているだけ。

ただ、20代の頃のようにがむしゃらに答え探しをする気にはなれません。

あと5か月で40代になります。40代でやるべき仕事を見定めておく必要があるのでしょう

。つむった片目を開けるべきか。

それとも、開いた片目で何かを探すべきか。