今日は、クリスマスケーキのスポンジを焼きながら、以前、ある人が私に言ってくれた言葉を思い出していた。今ほどは『学び合い』を周囲から認められていない中で、四苦八苦していた私の状況を見て言ってくれた言葉である。
「周囲があなたに言う言葉は、野球ファンが高校野球を見ながらテレビに向かって言う批評に似ている。」
当時、孤独感を抱きつつ『学び合い』で実践を重ねていた私は、この言葉に救われた。
しかし、時間が経って、この言葉の恐ろしさも感じる。
私は本当に「専門家」なのだろうか。教育の専門家として十分な力量を持てているだろうか。「お茶の間の野球評論家」のような「専門家気取り」に陥っていないだろうか。
と考えると…、自信がない。
お茶の間評論家レベルにならないためには、毎日コツコツやれることをやっていくしかないだろう。