『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント 繋がる国語科 アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

福島県の小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。

当ブログの内容は、全てなおたかの個人的見解です。


これから『学び合い』と出会う方へ

多くの教員は、こんなことに悩んでいるのではないだろうか。

  • 授業に参加できない児童がいる。
  • しかも、その数が徐々に増えているように感じる。
  • 「特別支援が必要じゃ無いかと感じる児童」が増えている。
  • 学級のテストの点数が上がらない。
  • けれど、「学力向上」を求められる。
  • が、どうすれば上がるのかが分からない。
  • 授業時数が足りない。
  • 新たに増える「○○教育」や教科をどう教えればいいか見当がつかない。
  • 児童同士が仲が悪いと感じる。
  • 例えば、男女の仲が悪い。
  • もしくは、いくつかのグループに分かれ、対立している。
  • 喧嘩やトラブルが絶えない。
  • 保護者からの批判をなんとなく恐れている。
  • 実際に批判を受けることもある。
  • 教職という仕事が辛い。
  • 「こんな仕事、定年まで何十年も続けるなんて無理だよな」と考える。

自分で書いていて、ネガティブになってきた。。。
私の勤務校に限らず、日本全国の多くの学校の多くの学級には多くの問題が存在し、多くの教員が悩み、苦しんでいるように感じるのは、私の勘違いだろうか。

私は、地方の小さな公立学校で働くごく普通の教員であり、こういった悩みと無縁なわけではない。時には、次々に訪れる悩みの種に足をとられ、泥の中をもがきながら歩いているような気分になる。
が、幸運にも私は、その悩みの中でも確実に前に進む「策」を知ることができた。

以前の私は、悩みから抜け出すには「教員としての力量を高めるしかない」と考えていた。知識を増やし、指導法を工夫し、教材研究をし、子供達に好かれ、あこがれの「あの先生」のようになりたい。そう考えていた。

しかし、今ではその考えを捨てた。この考えでは、どうしても解決できない悩みがあったからだ。

今は、ちょっと違う考え方で、悩みの沼から抜け出している。
それは、「子供達自身が問題を解決できる学級を作る」ということだ。

「意味が分からない」という声が聞こえてくるような気がする。
確かに、分かりにくいかもしれない。が、もう一度、繰り返す。

以前の私は、私自身の力量を高めることで、学級の問題や悩みを解決しようと考えていた。しかし、今では、子供達自身が問題を解決できる学級を作ることで、学級から問題を減らし、それによって私は悩みの沼から抜け出せている。

 

もちろん、これも簡単では無い。非常に難しい。けれど、学級に存在する問題全てを、私が解決しようというのは、はっきり言って無謀な挑戦だった。それよりも、学級の全員で問題解決に挑む方が、勝算が高いのだ。そして、「学級全員で問題解決に挑むための学級経営理論」がちゃんとまとめられていることを、ご存知だろうか。上越教育大学教職大学院の西川純教授がまとめた『学び合い』という理論である。

本屋の教育書コーナーに行くと、西川教授が書いた『学び合い』の本がずらりと並んでいる。
(著書一覧を見たい方はこちらへ→7.現在出版中の 西川の書籍 - 西川純の部屋
『学び合い』というのは、そのネーミングから「子供達をどう学び合わせるか」という授業方法だと思われがちだ。実際にそういう一面もある。しかし、それよりも重要なのは「子供達自身が問題を解決できる学級を作るにはどうすれば良いか」という学級経営理論という面なのだ。

 

学級づくり、というと今までは学活や道徳の時間に行われることが多かっただろう。しかし、『学び合い』では、日々の授業の中で行うことが特徴だ。授業の中で「学習内容を分かるようになる」という「問題解決」を通して、学級づくりを行う。それによって、子供達は、自分たちで考え、相談し、問題を解決できる集団へと育って行くのだ。

にわかには信じられない方も多いだろう。

私だって最初はそうだった。

 

私は、このブログで、『学び合い』の日々について児童のプライバシー等に配慮しつつ、可能な限り書き綴っている。

それは、日々の仕事に悩んでいるあなたの助けになりたいからである。

この文章を読んでくださっている方の中には、『学び合い』についてほとんど知らない方もいらっしゃるだろう。

『学び合い』を知ってはいるが、懐疑的に思っている方もいらっしゃるだろう。

『学び合い』をやってはみたが、うまくいかなかったという方もいらっしゃるだろう。

 

そんな皆さん、ちょっと考え方を変えてみてはどうだろうか。「子供達自身が問題を解決できる学級を作る」という方向へ。