教員は学級の中で「異質」な存在だと思っています。教員は学級の中で唯一の「成人」であるだけではなく、「教員免許」を有し、公的に認められた存在です。
どんなにフレンドリーな立ち振る舞いをしても、逆に威厳のある振りをしても、教員の行動のあれこれが許されるのは、教員だからです。
もし、私が教員としてではなく、ただのおっさんとして子供達の前に立っても、そう簡単に話を聞かせられはしないでしょう。
普段は「先生はまったくもー!」と子供たちに叱られつつも、でも、何となく「仲間外れ」でいるのが、教室での私の立ち位置です。