私が『学び合い』に出会ってからの数年間、私とっての『学び合い』は、20代の頃に追い求めても実現できなかった授業を実現させてくれた「最強の学級&授業経営理論」という存在でした。
東日本大震災直後は、私と子供たちが「生き残るための理論」になりました。『学び合い』がなかったら、私も子供たちも潰れていたと思います。そして、悲しいことですが、そうなってしまったケースも多々あるようです。私は心から『学び合い』に出会えたことに感謝しています。
けれど、慣れとは恐ろしいもので、今では『学び合い』が私にとって「当たり前のこと」になっています。少しだけ、『学び合い』への感謝が薄くなっているかもしれません。
でも、今年は少しだけ「恩返し」ができそうな雰囲気。やれることを精一杯やっていこうと思います。