子供と接する時「この子は可愛くて仕方がないなあ」と思い込むようにしています。人と人の関係ですから、合う合わないは付き物かもしれません。子供が私を嫌いなこともあるでしょう。でも、私にとっては可愛くて仕方がない子なのです、どの子も、掛け値無しに。
この点に関しては、私は思考停止です。本当に可愛いと思えているかとか、そんなことが可能なのかとか、そんな余計なことは考えません。
正確に言うと、ちょっと考えてみたんですよ、1学期に。
俺、無理してないかな、自分に嘘をついてないかな。
そんなことをちらっと考えてみたら、何だか子供達の前で、フラフラしちゃうんです。精神的にフラフラ。駄目ですね、私のような単細胞馬鹿が余計なことを考えちゃいけません。
俺のクラスに可愛くない子なんているわけがない。俺のクラスの子供達は、特別に選ばれた可愛くて仕方がない子の集まり。神か仏か校長かは分からないけど、誰かが俺のために特別に選んでくれた子供達なんだなー。毎年毎年、こんなに可愛い子達ばっかり担任させてもらって、他の先生方に悪いなー。
と、そう思って学級に立つのが私の流儀なんです。だって、現に可愛くて仕方がないのですからね。