今日、ウチのクラスの「気になるあの子」が勉強をやめてしまった時に、言われた言葉。
「先生が怒ったから、やだ」
思わず、「きちんとやらないあなたが悪いんだぞ」なんて言葉が出そうになるけれど、でも、それを言ってはいけないのです。それを言ってしまったら、その子の心の扉は閉まってしまうでしょう。
私は、子供達に変わって欲しい。だったら、まずは私が変わること。そのためにも、子供達の言葉に耳を傾けなければいけません。それは、子供達の言いなりになることではありせん。
その言葉の裏にある、言葉にできない想いを汲み取ろうと最大限の努力をする。その上で、私一人では汲み取りきれないという現実を受け止める。それでも、その子を何とかしたいと願い続ける。
そうやって、耳を傾けるのです。
そうすると、
「なんでお前はそんなに駄目な先生なんだ。もう少し良い先生になってくれよ」
そう毎日、言われている気分になります。