『学び合い』 流動型『学び合い』 学びのカリキュラム・マネジメント アクティブ・ラーニング

nao_takaの『縦横無尽』

小学校教員なおたかのブログです。『学び合い』(二重かっこ学び合い)を実践しています。単著「流動型『学び合い』の授業作り」を上梓しました。お手に取っていただければ幸いです。

孤独感

私は、世代論のようなことは好きではないのですが、私と同世代の教員と、現在50代以上の方とで、決定的に違うなあと感じていることがあります。それは「孤独感」です。

 

私は同世代の教員とはなしていると「ああ、あなたも孤独だったんだね」と思うことが度々あります。私が初任の年、市内の小学校61校の中で、初任者は私を含めて2名だけでした。男は私一人。中学校には初任者が複数名いましたが、新卒はいなかったので、全員が歳上です。

初任校では先輩に大いに可愛がってもらえましたが、でも、転勤しても、同世代がいない!いても、小学校は女性がほとんど。ですから、すんごく孤独を感じていました。

一方、私より一回り上の方々を見ていると、羨ましく感じます。

だって、私が以前働いた学校では、職員の半分以上が50代でした。つまり、ずっと「同世代がわんさか」だったんですよね。いいなあ。「これは、若手の仕事だから」「これは、中堅の仕事だから」と山ほど仕事を押し付けられることもなく、嫌なことがあったら同世代と愚痴を言い合って過ごしたんだろうなあ。と、まあ完全に私の妄想ですけれど、そんな風に考えてしまった時期もあります。(今は、それほど単純じゃないだろうとも考えていますけれど)

 

ですから、私は同世代の教員に対しては、強くシンパシーを抱いてしまいます。一緒に孤独と戦ってきた仲間のような気がするのです。もちろん、そうじゃない人もいるでしょうけれど。

40歳になったので、同じ77年生まれの教員で集まって何かをやりたい!と思っているくらいです。こうして書けば、いつかは実現するかもしれないので、書いておきましょう。来年は厄年ですしね。